兵庫県立御影高等学校・同窓会「清明会」会報
2024年4月吉日発行
2024年「 清明会」総会・懇親会
第18回ホームカミングデイ
- 日 時:
- 2024年6月8日(土)14時~(受付13時30分~)
- 場 所:
- 御影公会堂
- 時 間:
- ◇第1部懇親会・総会 10時30分(受付開始 10時)
県三1~高校4回生、高校19・20回生、定時制12・13回生、46~49回生を招待します。
- ※詳細は清明会のホームページお知らせ欄で適宜お知らせします。
- ※招待学年以外で有料(懇親会会費500円)で参加ご希望の卒業生は5月20日(月)までに清明会事務局へ連絡をお願いいたします。
↓下の画像をクリックして頂くと
記事をご覧できます。
目次
- ごあいさつ【清明会会長 道谷 卓(35回生)】
- 着任のご挨拶【第31代校長 沖 良宣】
- お礼のご挨拶【第30代校長 森本 成己】
- レペゼン御影【代表学年幹事 篠原 快斗(76回生)】
- 学年会、クラス会等の報告
- 御影高校 第11回生同期会
- 御影高校 関東地区14回生同期会
- 御影高校 14回生傘寿同窓会
- 御影高校 17回生学年会
- 御影高校 25回生古希同窓会の報告
- 御影高校 26回生同窓会報告
- 御影高校 29回生学年会 第7回学年同窓会報告書
- 御影高校 31回生 44周年・還暦+3同窓会
- 御影高校 33回生同窓会(第5回)
- 御影高校 34回生還暦同窓会
- <告知>御影高校 30回生同窓会のお知らせ
[2024年9月14日]
ごあいさつ
清明会会長
道谷 卓
(35回生)
清明会会長、35回生の道谷です。平素は、清明会の活動と母校への支援にご協力をいただき、誠にありがとうございます。昨年、母校は制服をモデルチェンジして新しいスタイルのものに替えたため、我々卒業生にとって愛着のある制服を着用するのは3年生のみになってしまいました。伝統ある制服を母校の歴史に刻みつつ、新しい制服があらたな伝統を築いてもらえたら幸いです。また、母校は、今年度から、これまでの総合人文コースを「学際領域に関する普通科新学科」へと改編して「文理探究科」をスタートさせ、はじめての1年生を迎え入れています。大きな変革とともに母校がますます飛躍することを期待します。
こうした母校の大きな変化を感じつつ、昨年5月には新型コロナウイルスの規制が緩和され日常生活がコロナ前へと戻りつつあります。このような状況の中、清明会の活動も、以前の状態に戻す方向へとシフトし、わが清明会の最大の行事「総会・ホームカミングデイ」を、昨年は制限をかけずに実施することにしました。また、コロナで規制されてきた学年会やクラス会も徐々に復活し、その報告が次々と清明会に届いておりまかれることを期待しています。
また、今年は、清明会の生命線である5年一度の名簿改訂の年に当たります。今年の12月刊行をめざし、基礎調査から発行まで迅速かつ正確にその作業を進めていきますので、会員のみなさまには、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
さて、清明会の活動は、母校創立後4年が経過した太平洋戦争下の昭和20年(1945)5月27日に、勤労動員中の宝塚国民学校で結成式が行われ、同じ年の8月19日に宝塚の川面神社境内において第1回総会が開催されたことに端を発しています。会の発足当初、初代から4代目までは校長先生が会長を兼務されるという体制が続き、同窓生が会長に就任したのは、発足後8年が経過した昭和28年(1953)8月のことでした。県三1回生の高島(旧姓・横田)典子さんが、同窓生としてはじめて第5代会長に就任されたのが卒業生会長としてのはじまりで、現在の私で15代目の会長となります。また、清明会は、この3月に卒業した76回生を加え、約32,000人を超える大きな組織として発展しており、会員の方々も様々な分野で活躍しています。
会長任期3期目の3年目、すなわち今年度が私の会長としての最終年となるわけですが、「持続可能な清明会の活動と運営方針の構築」のスローガンをもとに、清明会のさらなる改革に取り組むとともに、「文教の地・御影」の中心的存在として発展してきた母校が学区のすべての地域から受験生に選んでもらえる高校で有り続けるよう、最大限の支援をしていきたいと思います。
清明会は、会員の皆様方の絆を深めていくことを第一義にとらえ、そのことを通して母校を支援していく存在でありたいと考えております。最後になりましたが、会員のみなさまにおかれましては、同窓会活動に対して一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
着任のご挨拶
第31代校長
沖 良宣
このたび、県立阪神昆陽高等学校兼県立阪神昆陽特別支援学校から異動し、本校の第31代校長に着任しました沖良宣(おきよしのり)でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
私は平成30・31年度の2年間、本校の教頭として勤務していましたが、80有余年の御影高等学校の校長を拝命し、大変光栄に思うと同時にその重責に身の引き締まる思いです。
本校は文系・理系を超えた幅広い視点を持ち、溢れる情報を分析・整理できる力を備えた人材を育てるため、4月から総合人文コースを文理探究科に改編しました。これまでの大学・企業・地域行政機関や地域NPO法人等と連携した学際的な探究活動、ことばの力シンポジウムや・県外の高校と連携した合同研究発表会など学校独自の行事をさらに充実させるとともに、人文科学・社会科学の学びに自然科学の学びを連携させた文理融合型の学びを展開することで、生徒の知的好奇心を高めるとともに、主体性や協働性、課題解決能力、言語表現スキルの伸長を図っていきます。
この新学科の学びが、普通科の生徒を刺激し、主体的な学びを継続し、文武両道を貫きながら進路実現に繋がるものと信じ、教職員一丸となって生徒を支援し、御影高校の魅力を高めることができるように頑張ってまいります。
清明会の益々のご発展と会員の皆様のご健勝でのご活躍をお祈り申し上げるとともに、引き続き本校教育へのご理解とご協力をお願い申し上げます。
お礼のご挨拶
第30代校長
森本 成己
令和5年度末の人事異動で県立宝塚高等学校の校長に異動となりました。清明会の皆様には、本校の教育活動に格別のご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。また道谷会長様には学校運営上ご相談させていただくこともありました。改めてお礼を申し上げます。
御影高校での2年間は本当にあっという間でした。学校の様子がわからない中で経験した夢野台高校との定期戦。選手が母校の看板を背負って一生懸命にプレーし、喜びを爆発させる姿、悔し涙を流している選手、メイン種目で両校が一丸となって応援する様子に感動したことが、つい数日前のように思い出されます。そして記念すべき第50回大会となった令和5年度の定期戦では見事に勝利を収め、校長室に優勝旗を飾ることができました。文化祭での楽しそうな表情や、学年の一体感を感じる体育祭、進路実現に向けて頑張る3年生を協力して支援している教職員を見ながら、日を重ねる毎に御影生、御影高校の素晴らしさを感じてきました。
令和6年度からいよいよ文理探究科がスタートします。令和4年度から文科省の「普通科改革支援事業」に採択していただき、着実に準備を進めてまいりました。文理融合の学びを展開する学際領域の普通科新学科としては、全国のフロントランナー的な立場にあると自負しています。今後も、職員が一丸となって文理探究科だけでなく御影高校の発展に尽力してくれるものと思っています。
最後に、清明会の益々のご発展と会員の皆様のご健勝でのご活躍を祈念いたしまして、お礼のご挨拶とさせていただきます。
レペゼン御影
代表学年幹事
篠原 快斗
(76回生)
御影高校同窓会会員の皆様、こんにちは。76回生代表幹事に就任させて頂きました篠原快斗です。私は卒業後、大学へ進学します。そこで御影高校で培ってきたものをさらに深め、自分の糧となるような生活をしていきたいと考えています。家族や先生方、地域の方々、先輩方に恩返しができるように、そして御影高校の後輩達を支えられるよう自己研鑽していきたいと思います。また、これからの社会に貢献できるように、励んでまいります。
卒業後、我々76回生はそれぞれの場所で過ごすこととなります。しかし、どれだけ離れてもこれまで過ごした3年間は消えません。「清く、明るく、正しく、強く」この校訓に恥じない生き方を、振る舞いをしていきましょう。きっとこの3年間の思い出や経験は、辛いことや悲しいことが起きた時に心の支えになると思います。
至らない点もあるかと思いますが、76回生一同日々精進してまいりますので、これからもお力添えお願い致します。
学年会、クラス会等の報告
御影高校 第11回生同期会
- 日 時:
- 令和5年5月25日(木)
- 場 所:
- ホテル北野プラザ六甲荘
- 出席者:
- 31名
途絶えておりました同期会を令和5年5月25日、久しぶりに再会しました。コロナを挟んで3年半、この間に私達も80歳を越えどれほどの仲間が集まれるか気になりましたが31名の参加者をえました。
【報告】曽野 健三
御影高校 関東地区14回生同期会
- 日 時:
- 令和5年10月15日(日)
- 場 所:
- 有楽町・国際フォーラム 東天紅
- 出席者:
- 12名
令和5年10月15日日曜日、14回生関東地区の同期会を開きました。会場は昨年同様有楽町の国際フォーラム内「東天紅」。
今年度中に80歳になる女性5名、男性7名。4名は関西から馳せ参じて下さいました。
【報告】14回生関東地区 遠藤 和子 森本 潤子
御影高校 14回生傘寿同窓会
- 日 時:
- 令和5年11月28日(火)
- 場 所:
- ホテル竹園芦屋
- 出席者:
- 56名
11月28日(火)ホテル竹園芦屋にて14回生の傘寿記念同窓会を開催致しました。
3年前に喜寿同窓会を計画幹事会を開きましたが、コロナ禍のため断念した経緯があります。当日は遠く千葉県、埼玉県、神奈川県等からもお越しいただきました。
【報告】14回生幹事 宮野 光博
御影高校 17回生学年会
- 日 時:
- 令和5年6月3日(土)
- 場 所:
- 楠公会館
- 出席者:
- 41名
新型コロナの影響で4年振りの開催となりました今年の学年会、場所もいつものステラコートから楠公会館に変更しての開催となりました。
【報告】渋谷 正明
御影高校 23回生古希同窓会
- 日 時:
- 令和5年3月11日(土)
- 場 所:
- ホテル北野プラザ六甲荘
- 出席者:
- 79名
- 恩 師:
- 1名
23回生の同窓会は2017年以来6年ぶり、今回は生徒79名、先生1名の総勢80名の参加を得て「古希同窓会」として開催されました。年度末近く(3月11日)に行われたため、タイトル通り大半が70歳に到達していたものの、なかに3月末に誕生日を迎える参加者もおり、あいさつで「私は60歳代で…」と“若さ”を強調して笑いを誘うなど、終始和やかな雰囲気のなかで進められました。
【報告】藪田 正弘
御影高校 25回生古希同窓会の報告
- 日 時:
- 令和6年3月24日(日)
- 場 所:
- ホテル北野プラザ六甲荘
2年ごとに開催されていました同窓会ですが、コロナ禍で開催できなくな り、古希という年齢を迎え、やっと6年ぶりに開催できました。
山本先生、山口先生もお元気なお姿を見せてくださりうれしく思いました。
【報告】中島 成子
御影高校 26回生同窓会報告
- 日 時:
- 令和5年11月12日(日)
- 場 所:
- 神戸三宮 東急REIホテル
- 出席者:
- 87名
令和5年11月12日(日)に、26回生の同窓会を行いました。今回はコロナ禍で延び延びになり7年ぶりの開催で5度目となりました。
【報告】柳本 勇治
御影高校 29回生学年会 第7回学年同窓会報告書
- 日 時:
- 令和5年11月4日(土)
- 場 所:
- 神戸・三宮東急REIホテル
- 出席者:
- 67名
- 恩 師:
- 4名
私たち29回生は、4年に一度・サッカーワールドカップ開催の年に学年同窓会を行ってきました。しかしながら、2022年はコロナ禍のため開催を断念せざるをえず、昨年11月4日に第7回学年同窓会をマスクを外して開催することが出来ました。
【報告】門上 哲也
御影高校 31回生 44周年・還暦+3同窓会
- 日 時:
- 令和5年4月29日(土)
- 場 所:
- 神戸・ホテル北野プラザ六甲荘
- 出席者:
- 120名
- 恩 師:
- 三浦先生
31回生の還暦+3同窓会を4月29日に開催しました。35周年に引続き5回目の学年同窓会です。
3年前に還暦同窓会を企画し、会場予約までしていたのがコロナの影響で延期となっていました。ようやくコロナもおさまりつつあるので今回の還暦+3という同窓会の開催にいたりました。
【報告】大江 哲也
御影高校 33回生同窓会(第5回)
- 日 時:
- 令和6年2月11日(日)
- 場 所:
- 神戸三宮東急REIホテル
- 出席者:
- 98名(先生3名含む一次会二次会延べ)
令和6年2月11日、神戸三宮東急REIホテルにて33回生の同窓会を開催しました。参加人数は、恩師3名(大江先生、田辺先生、久保先生)のご出席を含む延べ98名でした。
【報告】米山 高志
御影高校 34回生還暦同窓会
- 日 時:
- 令和5年9月17日(日)
- 場 所:
- 神戸北野 六甲荘
- 出席者:
- 92名
令和5年9月17日12時から六甲荘で34回生還暦同窓会を行いました。出席者92人(先生4名・生徒88人)
卒業から42年、還暦を無事迎えた同級生たちが、遠くは北海道、関東から集まってくれました。
【報告】辻本 敬仁
令和5年度清明会総会・
第17回ホームカミングデイ
令和5年度清明会総会・第17回ホームカミングデイは、午前に県三7~高校4回生、高校17・18回生、定時制10・11回生、午後から44・45回生をご招待し2部制で開催いたしました。
- 日 時:
- 令和5年6月3日(土)
- 場 所:
- 御影公会堂1階ホール(白鶴ホール)
- 第1部:
- 懇親会10時30分~12時 県三1~高校4回生、
高校17・18回生、定時制10・11回生
総会12時~ - 第2部:
- 懇親会13時30分~14時40分 44・45回生
- 参加者:
- 計160人
総会
会長挨拶
道谷 卓会長
(35回生)
道谷会長は、令和5年度清明会総会・第17回ホームカミングデイへの参加に感謝すると共に、3期2年目を迎えるに当たり「継続可能な清明会の活動と運営方針の構築」に努め、各種親睦行事についても可能な限り計画・支援してゆきたいと述べました。
学校長挨拶
森本 成己校長先生
(第30代)
森本校長(第30代)より、昨年度1年生から新しい制服の導入されたこと、校内のトイレがとても明るく綺麗になり生徒から喜びの声があること、3年ぶりに耐寒登山が実施され山頂付近に雪が残る六甲山に生徒共に登ったこと、県立夢野台高校との第50回定期戦では御影タオルを振り回し熱く応援したこと、令和6年度から総合人文コースが「文理探究科」に変わることについて報告がありました。
来賓挨拶
吉井 宏一郎元校長先生
(第21代)
来賓挨拶
林 啓司元校長
(第27代)
来賓挨拶
谷本 公子元校長
(第28代)
来賓挨拶
中谷 安宏前校長先生
(第29代)
来賓として参加された元校長先生方からのご挨拶では、御影高校の生徒との楽しい思い出やエピソードが語られ、こんなに素晴らしい生徒はいないとお褒めの言葉をいただきました。
道谷会長より会務報告(令和4年度の活動報告、令和5年度の活動方針)が行われました。
総会司会
山本 雅哉監査(33回生)
総会閉会挨拶
柳本 勇治副会長(26回生)
閉会挨拶
小林 進副会長(39回生)
総会プロジェクトリーダー
尾花 弘教常任幹事(44回生)
懇親会閉会挨拶
萩原 孝治郎相談役(24回生)
ホームカミングデイ
県三2・3・4回生 定時制11回生
高校3・4回生
高校17回生
高校18回生
高校44回生
高校45回生
PTA・恩師・清明会
御影ゆかりクイズ10問○×
クイズの回答を答える森本成己校長
クイズの回答を答える藤原康典先生(44回生恩師)
クイズの回答を答える星野秀登先生校内幹事・会計(32回生)
クイズの景品の「ミッシー」を説明する池上誠二先生校内幹事(31回生)
校歌斉唱
第三神戸高等女学校 校歌斉唱
御影高校 校歌斉唱
清明会STAFF
総会・第17回ホームカミングデイの無事開催を喜び、御影高校のより一層の発展を祈って終わりました。
達人
世界最高峰の機内サービスを目指して!
西嶋 直子(35回生)
全日本空輸株式会社 取締役執行役員
プロフィール
- 1983年 9月 全日本空輸株式会社 入社
- 2012年 4月 客室本部グループCAアカデミー 部長
- 2012年11月 客室センター客室乗務二部 部長
- 2014年 4月 客室センターグローバル推進部 部長
- 2017年 4月 CS&プロダクト・サービス室CS推進部 部長
東京オリンピック・パラリンピック推進本部 担当部長 - 2020年 4月 執行役員 客室センター長
- 2022年 4月 上席執行役員 客室センター長
- 2023年 4月 取締役執行役員 ANAブランド客室部門 統括、客室センター長
母校である御影高校に在籍していた頃は、バレーボール部に所属して部活動に熱中していました。当時のクラスの仲間も、バレーボール部の仲間もとても仲が良く、今でも頻繁に集まっています。
これまでを振り返ってみますと、社会に出てANAに入社して以来、30年間以上に亘り、国内線と国際線の客室乗務員として働いてきました。毎日の仕事が本当に楽しくて失敗をしながらもひとつひとつを糧にして客室乗務という領域で社会経験を積むことができたことや、客室乗務以外でも講演会やサービス企画等の地上勤務にも携われたことは人生の宝物です。
客室部門のトップ、ANA客室センター長に着任したのは2020年4月。
しかしながら、私たち航空業界は特にコロナ禍の影響を大きく受けた産業の一つでもあり、空港からは人が消え、航空機はほとんどすべてが地上に舞い降りてしまいました。
ANACAは現在在籍が8,500人になりますが、その命運を預かる立場として、心を引き締めながら対応に当たりました。出向政策の導入や短日数勤務をはじめとした新しい働き方の新設、さらには仕事の進め方を変革する取り組みを行い、現在に至ります。
私の現在の仕事は、ANAの経営に携わるとともに、客室センター長として客室乗務員のスケジュール管理や業務サポート、訓練・教育・品質管理を行う責任があります。英国の格付機関SKYTRAX社より11年連続で世界最高評価5スターを受賞しておりますが、これからもこの記録を所属メンバーとともに力をあわせて更新していきたいと思います。
御影高校での学びと出会いは私の人生にとって非常に大きな意味を持っています。
このつながりを大切にし、これからもお互いの成長を支え合っていきたいと考えています。
これからも母校への感謝の気持ちを忘れず、さらなる成長と社会貢献をしていきたいと思います。少し時間ができましたら趣味の旅行を再開して人生を謳歌したいと考えています。
アートディレクター・デザイナーとして
細川 夏樹(55回生)
NATSUKI HOSOKAWA DESIGN 代表
natsukihosokawa.com
プロフィール
- 2008年 成安造形大学デザイン科卒業
- 2008年 リッジクリエイティブ(株)入社
- 2011年 大日本印刷(株)入社
- 2018年 NATSUKI HOSOKAWA DESIGN設立
- 2019年 “新世代の注目デザイナー100人” 書籍掲載
- 2023年 神戸新聞広告賞2022 銀賞受賞
- 2023年 日本サインデザイン賞 地区デザイン賞受賞
創業100年を超える老舗企業“箱屋常吉”のブランディング
クラシエプロフェショナルが毎年発行するマガジン“アルケバボウ”
神戸市西区にある有機農家グループBio creatorsのWEBサイト
私は神戸三宮に事務所を構えるアートディレクター・デザイナーの細川夏樹です。アートディレクターという職種は、いわゆる広告やWEBサイト、企業のカタログを作る際のデザイン領域を管理する監督のような役割です。コピーライターやカメラマン、イラストレーターさんたちとチームを組み各案件に臨みます。
美術大学のデザイン科に進学後、デザイナーとして就職しアート事業や企業の販促ツール制作、駅貼り広告のデザインなどいくつかの会社を経て2018年に独立しました。
独立後は神戸・芦屋を拠点としながら、前職時代の先輩や、神戸で活動をされている方、また同世代同士のつながりをつくる「スナック1984」の開催を通じて少しずつ関係性が広がっていきました。創業100年を超える老舗企業のブランディングや、クラシエプロフェショナルが毎年発行するマガジン“アルケバボウ”のデザイン、昨年千里中央公園に新しくできた施設のロゴやサインデザインなど仕事の幅は様々です。
また、神戸市西区で有機農業とCSA(野菜の定期便を通じて有機農家を支える仕組み)を推進されているBio creatorsとの仕事のように、神戸を拠点にしているからこそ長く続けることができる仕事も増えてきました。
もともと表現・アートに惹かれて美術大学に入ったこともあり、デザイナーとして関わったお仕事は、「美味しそう、かわいい、素敵だな」など何でもよいのですが、伝えたいことを強く正しく訴えかけるものでありたいと思っています。
それを実現するために、小さい組織や個人の依頼などどんな規模のお仕事でも最初のヒアリングやコミュニケーションを地道に行い、徹底的に寄り添い魅力をどのように伝えるかということにこだわってきました。
正直なところ、毎回デザインとしての答えを出すまでに時間や手間もかかり苦しむことも多いのですが、「どうやったら正しく魅力的に伝わるか」を考え抜くことはこの仕事の一番の醍醐味だと感じているので、神戸を拠点にこれからも色々な仕事のお手伝いができればと思っております。
また、ここ数年は御影高校時代の友人との仕事も増えてきました。さまざまな分野で活躍している彼らの話を聞くたびに、御影高校出身であることを誇りに思い、刺激と励みをもらっています。
卒業生による講義
母校御影高校で在校生向けに
講師を務められた方々をご紹介します
令和5年度
第11回 総合人文コース
「ことばの力」
シンポジウム
令和5年7月13日講演
橘 壮典
(64回生)
社会人になって 気がついた総合人文コースの魅力
先日開かれました「ことばの力 シンポジウム」に、総合人文コース卒業生として参加させていただきました。
来年から総合人文コースが文理探究科へ移行することに伴い、総合人文コースの取り組みや成果を振り返るといった内容でした。
御影高校には、私よりも素晴らしい先輩方や同窓生がたくさんいらっしゃいますが、僭越ながら30分間の講演をさせていただきました。
私の総合人文での3年間・卒業後の経験を基にしながら「様々な立場を経験して、リーダーシップを身につけてほしい」「様々なことに関心を持ってほしい」という2点をお話させていただきました。
しかし、現役生の課題研究の成果発表を拝見した際に、私が高校生の時よりも格段にレベルが高いことに取り組んでいることに気付かされました。
課題に取り組むなかで様々なことに関心を持ち、リーダーシップを発揮している現役生たちには、釈迦に説法な講演だったかもしれません。
今回のシンポジウムを通して、御影高校の明るい未来を感じつつ、自身も彼らに負けないように邁進していかなくてはならないなと感じさせられました。
この度は、貴重な経験をさせていただきました。
ありがとうございました。
御影高校74回生 20歳の会
- 日 時:
- 令和6年1月6日(土)
- 場 所:
- ザ マーカススクエア 神戸
- 出席者:
- 213名 恩師5名
2時間半というあっという間の時間でしたが、友人や先生方とのひさしぶりの再会を果たし、お互いの近況を報告し合ったりと、本当に楽しいひと時を過ごしました。コロナ禍も一段落し、お互いの表情が見える状態での会となり、マスクでの高校生活を送った私たちにとっては少し感慨深いものがありました。
高校時代を共に過ごした友達や先生方との再会は、二十歳という節目として大きな意義を感じました。その中で、コロナ禍を乗り越えての再会がより一層意義深いものと感じました。友人や先生方との再び会える日を、心から楽しみにしています。その日が訪れた際には、新たな思い出を積み重ね、過去の絆を更に深めることができることを期待しています。
藍綬褒章を受章して
清明会会長
道谷 卓
(高校35回生)
私は、法務省加古川学園(少年院)の篤志面接委員を永く務めた功績により、令和5年秋の褒章で、藍綬褒章を受章しました。平成13年5月に、篤志面接委員を委嘱されて22年5か月が経ち、一昨年10月には法務大臣表彰を受けていましたので、昨年褒章を受章することは夢にも思っていませんでした。
少年院の篤志面接委員として私は、非行を犯した少年達の改善更生と社会復帰を図るため、毎月1度、大学への出勤途中に加古川学園に通い、二人の少年と1時間ずつ計2時間の面接を行うという活動を続けてきました。私の中では、月に一度少年院に行くことが、ごくごく当たり前の日課として日常生活の中に組み込まれており、何か特別の活動をしていると思ったことはありませんでした。
本業である刑事訴訟法の研究者(姫路獨協大学教授)として、当初、少年達とは「法律問題相談」というカテゴリーで相談を受けていましたが、時間が経つにつれ「進路相談」さらには「悩み相談」へと内容はひろがり、今では様々な相談を受けながらいろいろな話をしています。また、少年達は私と話をすることを心待ちにしてくれており、毎回、密度の濃い面接となります。ただ、守秘義務がある上に、退院後は他人となるため少年達とのつながりは施設限りという限られた関係にとどまりますが、話した内容は自身の教育や研究、さらには人間形成に役立っています。
さて、今回の受章では、昨年11月13日に法務省で行われた褒章伝達式に出席し大臣から藍綬褒章と褒章の記をいただいた後、褒章を胸に佩用して皇居へ参内し、宮中の春秋の間で天皇陛下に拝謁するという貴重な体験をしました。
「現実と遊離しない刑事法教育の実践」をめざす刑事法学者として、私はこれからも少年達との面接時間の一瞬一瞬を大事に、加古川学園での篤志面接活動を行っていきたいと思います。そして、今回の藍綬褒章受章を機に、私を待ってくれている少年のため、自分自身の力で加古川学園に通うことができる間は、この篤志面接活動を続けようと思っております。
同窓会清明会会員名簿発行について
清明会も2024年3月には、76回生を迎え入れ会員数も約31,800名を数えるまでとなりました。清明会では活動の基盤となる会員名簿を5年毎に更新しております。個人情報保護に配慮しつつも、その名簿をより正確にし、更なる同窓会活動の活性化に役立てて行きたいと役員会にて会員名簿の発行を決定いたしました。会員の皆様の名簿購入、広告掲載に是非ご協力をお願い申し上げます。母校の発展と会員の皆様の益々のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
兵庫県立御影高等学校同窓会清明会 会長 道谷 卓
名簿・賛助金のご予約について
- 予約価格
- 1冊 3,000 円(送料・税込み)
- 賛助金
- 1口 10,000 円(名簿1冊進呈・巻末の芳名録に氏名と卒回を掲載)
- 仕 様
- 2024年までの卒業生約31,800名、現・旧教職員名簿、口絵写真及び50音別総索引、広告を収録
- 発 行
- 2024年11月末予定(発送は2024年12月予定)
名簿をお申し込みの方は、同封の振込用紙をご利用の上お支払いをお願いいたします。広告・賛助お申し込みの方は返信はがきにご記入の上ご返送ください。改めて詳しい資料をお送りさせていただきます。( 広告・賛助お申し込みの方には名簿を1冊進呈いたします。)
名簿・賛助金のご予約について
協賛広告を募集します。(名簿1冊進呈)
- 1 頁
- 100,000 円
- 1/2 頁
- 50,000 円
- 1/4 頁
- 25,000 円
- 1/8 頁
- 15,000 円
※収集した個人情報は同窓会活動にのみ活用します。
ホームページ( https://ssl.dousou.info/1post/seimei/) から、 変更登録が可能です。
名簿作成専用 お問い合わせ
TEL 0120-66-7754 FAX 0120-81-2299
受付時間 9:00~12:00・13:00~16:30(土曜・日曜・祝日 を除く)
※同窓会は正式に小野高速印刷(株)へ業務を委託しています。
初めて卒業生の教頭先生が
着任されました!
教頭 石井 良和(40回生)
清明会の皆さまには、平素より本校教育活動にご理解、ご協力をいただき誠にありがとうございます。令和6年4月に着任しました教頭の石井 良和(いしい よしかず)と申します。平成21年度から令和元年度までの11年間本校に英語科教諭として在籍し、4年ぶりに勤務させていただくことになりました。
昨年度から制服が新しくなり、今年度からは総合人文コースが新学科文理探究科に改編され新たな取組みが始まり、またトイレや教室の改修をはじめ施設・設備が充実するなど、4年前より大きく変化したと感じています。
御影高校のために精一杯頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
生徒活動後援会・国際交流協会 ご協力のお願い
高校生活において学習は勿論のこと、課外活動も豊かな人間性を育てる意味で極めて重要です。
本校では、PTA、清明会、松影会(元PTA会員の会)が協力して、課外活動を経済的に支援し、生徒活動の発展に寄与しております。
生徒の語学研修をサポートする国際交流協会の援助金に寄附の一部を充当させていただいております。
令和5年度事業実績、
購入品他援助
近畿大会出場
水泳部(個人)、男子バレーボール部、陸上部、囲碁将棋部、卓球部、新聞特別委員会、水泳部、男子バドミントン部
全国大会出場
新聞特別委員会、放送特別委員会
購入品他援助
- バイオリンケース(弦楽部)
- ヤマハチューバ(吹奏楽部)
- 風炉釜(茶道部)
- 金属バット10本(野球部)
- 近畿・全国大会出場横断幕一式作成、取付工事
- 神戸常盤アリーナ使用料(文化祭)
- 御影公会堂使用料(防災ワークショップ)
- 皆勤賞功労賞賞牌文字彫刻料
生徒活動後援会・国際交流協会の趣旨をご理解頂き、
卒業生の皆様からの温かいご支援をお願いいたします。
募金(清明会活動基金)と
購読のお願い
平素より清明会にご支援、ご協力を頂きありがとうございます。日頃の活動や、コロナ収束後の学年会クラス会の開催に皆様方からの貴重な募金を大切に使用させて頂きます。募金は一口1,000円で口数はいくらでも結構ですので、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
年1回、4月に発行しております会報「清明」の購読をご希望の方は、10年分の購読料2,000円をお振り込みください。(振り込み用紙に購読欄のない方は現在購読者です。)
事務局からのお願い
- ご住所やお電話番号などに変更がございましたら事務局へ連絡をお願い致します。
E-mail、Fax、電話、郵便いずれかの方法でお届けください。
事務局は、毎週火曜日(祝日を除く)10:00~16:00、事務をおこなっております。 - 学年同窓会、クラス同窓会開催の事務的な準備をサポートさせていただきます。皆様からの連絡をお待ちしております。
- 事務局からのお知らせは、清明会ホームページにも掲載しておりますので、ご覧ください。
新型コロナウイルスの規制が緩和された昨年度は同窓会活動も概ね平常に戻り、制限のない総会・ホームカミングデイの開催、学年幹事会の親睦会の再開、グローカルコンシャスデイでの卒業生による授業で在校生への支援などが実現できました。御影高校は昨年度から制服が変わり校内を訪れた際はとても新鮮に感じます。またこれまでの総合人文コースが「文理探究科」としてスタートし地球規模の課題解決に対応できる人材の育成が図られます。伝統を大切にしながらも、大きく変わろうとする御影高校をこれからも同窓会一同で応援していきたいと思います。
副会長 小林 進(39回生)