兵庫県立御影高等学校・同窓会「清明会」会報
2018年4月吉日

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御影高校 清明会 平成30年会報誌

御影高校 清明会 平成30年会報誌

御影高校 清明会 平成30年会報誌

目 次


ごあいさつ 清明会会長 道谷 卓(35 回生)
感謝をこめて  校長 谷本 公子
おのがじしに 行手えがき  幹事代表  岸本 優志(70回生)
学年会、クラス会等の報告
4回生11回生17回生23回生27回生 33回生34回生68回生
平成29年度 清明会総会と第14回ホームカミングデイ
達人 高澤 圭多(22回生)
達人 井上  智(27回生)
達人 木村 牧子(40回生)
達人 三枝 礼子(3回生)
清明会会長が卒業式で祝辞!
卒業生による講義 和田 昌裕(35回生)元J1ヴィッセル神戸 監督
卒業生による講義 毛利多恵子(28回生) 毛利助産所所長 助産師
平成29年度 春 旭日重光章を受章して 矢田 立郎(10回生)
小町恭士さん(16回生)が 瑞宝重光章を受章されました!
19回生の卒業記念樹(ポプラ並木)の伐採について
同窓生の著作本コーナーと著作本寄贈のお願い
募金(清明会活動基金)と購読のお願い
生徒活動後援会、ご協力のお願い
事務局からのお願い
編集後記
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ごあいさつ
清明会会長 道谷 卓(35 回生)

 清明会会長、35回生の道谷卓です。平素は、清明会の活動と母校への支援にご協力をいただき、誠にありがとうございます。
 今年は、私が会長に就任して1期目の3年が満了し、新しい2期目がスタートする年となります。母校、御影高校は、昭和16年(1941)に兵庫県立第三神戸高等女学校として産声をあげ、途中、昭和23年(1948)の学制改革に伴い、兵庫県立御影高等学校と校名が変更され、今年で創立から77年を迎えます。そして、わが清明会は、母校創立4年後の昭和20年(1945)5月27日、勤労動員中のため宝塚国民学校において、清明会結成式を挙行 し、会名や会則の制定を行い、終戦間もない8月19日に、宝塚の川面神社の境内で第一回総会が開催されています。このとき以来、母校は、3万人近い卒業生を輩出し、わが清明会の会員も様々な分野で活躍しています。
 今年2月28日の卒業式を終えた後輩たちは、新制高校となって70年目の節目の年に入学した70回生です。この学年は、学区再編を行ない校区が大幅に拡大した最初の年で、進学する高校の選択の幅が大きく広がる中、御影高校を魅力ある学校として選んでくれた後輩たちの学年です。

 

この70回目の節目となる今年の卒業式で、久々に清明会会長として祝辞を述べる機会をいただき、壇上から後輩たちに激励の言葉をかけるとともに、これからは清明会会員として母校を見守ってほしいと述べてきました。
 今年スタートする2期目では、5年に一度刊行している会員名簿の発行という清明会にとっては最重要の事業が待ち構えております。来年の名簿刊行に向け、今年は本格的に名簿刊行のための調査を開始することになりますので、ご協力のほどお願い申し上げます。また、このような名簿刊行への準備に加え、「文教の地・御影」の中心的存在として発展してきた母校が元の学区からはもとより、学区再編により新たに広がった学区のすべての地域から受験生に選んでもらえる高校で有り続けるよう、清明会は最大限の支援をしていきたいと思います。
 とはいえ、清明会は、会員の皆様方の絆を深めていくことを第一義にとらえ、そのことを通して母校をバックアップする存在でありたいと考えております。最後になりましたが、会員のみなさまにおかれましては、同窓会活動に対して一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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心意気
校長 谷本 公子

 清明会の皆様には、平素より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。 12月の寒い日、本校35回生の和田昌裕さんが「人を動かすことばの力」をテーマに生徒達に語り掛けてくれました。彼は、元ヴィッセル神戸監督で現ツエーゲン金沢強化部長。ある生徒が「自分はキャプテンだが、上手く伝えられず、チームが主体的に動かないときがある。いろんなところから指示が飛び交うようなチームを作りたい。」と決意も含めて和田さんに話すと、多くの生徒達の発言が飛び出し、一緒に考えて意見をやりとりし、会場である御影公会堂全体が前に進もうという空気でいっぱいになりました。
 また、昨年はセミナールーム2つに壁面ホワイトボードと電子黒板2台をそれぞれ設置しました。時と場所を選ばず、情報共有や意見交換ができるICT機器。授業で映し出された教材や映像・空間等を使って、生徒が理解を深めています。さらに、生徒自身が皆の考えをまとめ、プレゼンのための資料を作成して、問題解決へ議論したり提案したりする場にも利用していきます。

 

ふるさと納税を活用してご寄付いただきました同窓生の皆様、本当にありがとうございました。
 創立77年の歴史を数える本校も、新たに73回生360名の新入生を迎えて学校がスタートしました。学習面はもとより、学校行事や部活動、地域でのボランティア活動にも真摯に取り組む姿が本校の一番の宝です。
 生徒達が生き抜くのは急速なAI化・グローバル化による予測困難な社会。今後も、同窓生の皆様方が築き上げた伝統の浸透を図るとともに、生徒達の情報活用能力や言語活動能力の育成を図っていきたいと思います。御影生の飛躍的な成長を支え、皆様に信頼され期待される学校を目ざし、不断の改革に努力してまいりますので、一層のご理解とご支援をお願いします。
 最後に、清明会のますますのご発展と、会員の皆様のご活躍・ご健勝を祈念いたしまして挨拶とさせていただきます。

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おのがじしに行手えがき
幹事代表 岸本 優志(70回生)

 私たち70回生は御影高校を卒業し、清明会に入会することとなりました。
 高校生活は様々なことがあり、楽しいことだけでなく苦しいこと、辛いこともありました。3年間を振り返ると、そうした経験は自分の糧となり、成長するために欠かせないものであったように思います。たくさんの良き仲間や、先生方、地域の方を含め多くの方々に支えていただきました。

 

この場を借りて感謝申し上げます。勉強や部活動だけでなくあらゆる場で一生懸命に物事に取り組めたのが70回生の強みであったと思います。そんな仲間とはこれから別々の道を歩むことにはなりますが、これからも励まし合って進んで行こうと思います。
 最後に清明会に入会するにあたり、会員としての自覚と誇りを持ち、今後の清明会の発展に寄与したいと思います。

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学年会、クラス会等の報告


4回生同窓会

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日 時:平成29年10月1日(日)
場 所:神戸ポートピアホテル 神戸たむら
出席者:19名


 世話人代表 後藤弘藏(今回より引き継ぎ) 第4回生では数年前に八十路を迎え最後にしようと言いながら、同窓交流の熱意は尽きることなく毎年継続して催されています。 年ごとに参加者は少なくなり淋しいながらも、東京からの2人を含む県外者6名、合計19人で意義あるひと時を過ごせました。 今は亡き恩師及び同朋の冥福を祈る黙祷に始まり、近況報告を始め在学中の思い出話に浸りながら話題は尽きず有意義なひと時を交し、来年もまた元気で会おうと約束して解散しました。

報告 世話人代表 後藤 弘藏(今回より引き継ぎ)・湯浅恵美子・酒井 明子
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11回生同窓会

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日時:平成29年6月4日(木)
場所:ホテル北野「六甲荘」


 平成29年6月4日(日)、ホームカミングディに招待を受けた11回生は清明会総会の会場生田神社会館に多くの仲間が参加しました。これまで総会に参加した経験の少なかった私たちは興味あるお話を伺い、改めて母校の姿に感慨を覚えました。  そのあと懇親会も回生別に席を設けていただき久しぶりの再会で対話を楽しみました。 総会終了後は会場を変え午後3時よりホテル北野「六甲荘」で二次会を開きました。 いくつかのグループに分かれて絶えることなくお互いの近況を報告したりアドバイスを送ったりと2時間の懇親を続けました。散会のあと、会場のお世話を頂いた御影高校卒業生の方(担当者)からは仲の良いグループで見習いたいですよ、と声を掛けて頂きました。

報告 曽野 健三
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17回生同窓会

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日 時 :平成29年6月4日(日)
場 所 :神戸貿易センタービル24階 ステラコート


 還暦同窓会として始まった17回学年会もはや10回目となり、6月第一日曜の恒例行事となりました。  昨年古希を祝う会を催し、今年は全員70歳に到達いたしました。、今年は参加者が48名といつもより少しすくなめでしたが、それでも初参加者が2名 来てくれました。ただやはり70歳、訃報が二件届いておりました。なかでも河村大輔君は昨年の学年会には幹事として受付をやってくれていただけに皆びっくりでお互いの年を 思わざるを得ませんでした。先生方は今年90歳を迎えられる半田先生がいつも通りご参加いただき花を添えていただきました。  会の方は今年も特別企画「おぼえていますか、「パートⅢ」のDVDを上映いたしました。ことしは高校生活全般にスポットをあて振り返り一年生の時のファイヤストーム学生集会から山の家「清明荘」が2年生の時にできたこと、 生徒会活動の振り返り、また3年生の振り返りでは本当にテストが多かったこと、卒業式の思い出など忘れていたこともあり、またいい思い出とは言えないものもありましたが、過ぎてしまえばすべていい思い出として大いに声を掛け合い、三時間まったく退屈せず過ごすことが出来ました。そして来年も元気で再会できることを期して解散しました。

報告 渋谷 正明
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27回生同窓会

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日 時 : 平成29年10月14日
場 所 : ホテル北野プラザ 六甲荘
参加者:71名


 23回生の同窓会は2012年に「還暦同窓会」として開いて以来5年ぶりの開催となりました。60歳を過ぎて見かけの老いのスピードはやや緩やかになったか、皆、さほど驚愕する変化なく、しかし積もる話はたっぷりと持ち寄ったとみえ、会場のあちこちで様々な人の輪が花開きました。加治末男先生と河野修一郎先生が前回に引き続きご出席くださったのですが、このお二人の老けるスピードはますます緩やかで、もはや先生と生徒の区別はつかないほどでした。
 参加者は初参加の“生徒”6名を含めて71名。冒頭、物故者を偲ぶ黙祷をささげ、加治先生の発声による乾杯の後は、ゆったりと歓談の時間を過ごしました。締めは校歌斉唱に続き加治先生、河野先生のお言葉をいただき会は一旦お開き。その後、多くは二次会、三次会へと流れていきました。
 今回幹事役を担ったのは、藤原(中井)幸子、秋吉(北野)和美、氏家(岸野)直子、李(欧)雪紅、楊淑珍、赤澤祥語、下中幸雄、神田政之の各氏でした。 次回は5年を待たず開きたいというのが総意ですので、近くまたここにご報告できればいいなと思っています。

報告 藪田 正弘
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27回生同窓会

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日 時:平成29年10月7日(土)
場 所:生田神社会館


  私達「高校27回生」は3年前の第3回同窓会で約束した「還暦同窓会」を 去る10月7日生田神社会館において開催致しました。 恩師の半田先生、大江先生にもご出席頂き一次会103名二次会78名の大盛況! 日頃演奏活動をされている同窓生のピアノで、同窓現役ソプラノ歌手の 濱崎加代子さんが『オーソレミオ』他数曲熱唱。 そして懐かしいポピュラー曲を全員で数曲合唱後、締めはやはり校歌斉唱? 一次会~二次会で5時間を超える楽しい時間を過ごしました。 さて次回はどうするのか?向幹事総代の御心にかかっていますが どうやら2020年東京オリンピックの秋くらいにまた招集かかるかな??

報告 藤田 邦和
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33回生同窓会

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日 時 : 2017年11月4日(土)
場 所 : ホテルサンルートソプラ神戸


 2017年11月4日(土)12時から17時30分まで、ホテルサンルートソプラ神戸にて、33回生の同窓会【今回は年齢にひっかけて”55(GOGO)33”と称しました。】が、恩師2名のご出席を含む計98名で開催されました。 アドリブ満載の阿江君とコスプレが似合っていた今西(旧姓西村)さんの司会進行、岡田守展先生、田辺眞人先生からも出題いただいたテーブル対抗クイズ大会、現御影高校教諭の切原君の母校紹介と学校紹介ビデオの視聴、歌って踊った(?)高橋君の登場等、大盛況でした。 幹事団(剣道部、卓球部)、オブザーバーのみなさんお疲れ様でした。でも楽しかったね!

報告 山本雅哉
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34回生同窓会

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日 時:平成29年9月16日(土)
場 所:三宮
出席者 28名

  平成28年1月11日に新成人となる御影高校66回生のみなさんの成人を祝して、神戸ベ イシェラトンホテルにて、1月9日に御影高校66回生の同窓会を行いました。総勢23 0名の参加の大規模な同窓会となり、2年ぶりの友達や先生との再会に、感動のあま り涙を流す生徒も見られました。   各クラスの同窓会幹事からの余興もあり、会場全体が盛り上がる同窓会となりまし た。   新成人として社会へ踏み出したことへの責任をしっかりと自覚し、今後も新成人とし て節度ある行動をとりたいと思います。   また、再会の機会があれば是非とも同窓会を開催したいと思います。

報告 辻本 敬仁
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68回生同窓会

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日 時:平成30年1月6日(土)
場 所:エスタシオン・デ・神戸
出席者:290名

 2018年1月6日にエスタシオン・デ・神戸にて、総勢290名で68回生の同窓会を開催致しました。
 同窓会を迎えるにあたり各クラスの幹事を中心に何ヶ月も前から準備し、大変なこともありましたがホテルの担当の方をはじめ、多くの方に支えられ笑顔溢れる時間となりました。  卒業してからも68回生の新たな思い出を作ることができて本当によかったです。
 懐かしくも、あの頃から少し大人になっているような気がした仲間たちとの再会を機に、改めて御影高校の卒業生としての誇りを持ち、今いる場所で輝けるよう精進していきたいと思います。

報告 中嶋 芽生
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上記以外にも、たくさんの同窓会が行われています。清明会ホームページにも掲載されています。

20回生 平成29年9月23日 20回(はたちの会)同期会報告
68回生 平成30年1月6日 68回同窓会報告
33回生 平成29年11月6日 33回生同窓会報告
33回生 平成29年11月26日 33回生横田学級会報告
15回生 平成29年10月7日 15回生同期のつどい報告
27回生 平成28年10月9日 27回生同窓会報告
23回生 平成29年10月14日 23回生同窓会報告
14回生 平成29年10月15日 14回生 関東地区同期会報告
4回生 平成29年9月16日 4回生 ふとなろ会
34回生 平成28年10月15日 34回生学年会
32回生 平成28年10月9日 32回生同期会
11回生 平成29年6月4日 11回生同期会
17回生 平成29年6月4日 17回生学年会
8回生 平成28年11月7日 「傘寿を祝う」同期会
32回生 平成29年4月29日 32回生 3年4組クラス同窓会
37回生 平成28年12月30日 37回生同窓会
 
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平成29年度 清明会総会 懇親会・第14回ホームカミングデイ

  平成29年度の総会6月4日(日)午前11時から、生田神社会館4階におきまして清明会総会・第14回ホームカミングデイ(県三から高校4回生、高11・12回生、高37・38回生、定4・5回生を招待)を開催いたし、会場には、約240名の方々が集って頂きありがとうございました。恩師も一緒になって同窓生と共に交流を楽しんで頂きました。

平成29年度 清明会総会 懇親会・第14回ホームカミングデイ

平成29年度 清明会総会 懇親会・第14回ホームカミングデイ
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ようやくわらじ一足に

高澤 圭多(22回生)
本名 髙澤 圭一
美術家

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 御影高校にもし行ってなければ、今も美術を志している私は無かったかもしれません。ことの始めは、高1最初の美術の時間でした。
 故中久木康夫先生から、美術大学というのがあり、多くの先輩たちが進学していると聞きました。もっと詳しく聞こうと先生を訪ねたところ、では日曜日にデッサンを習いに来なさいとなってしまいました。それから3年間、美術大学を目指し石膏デッサンと油絵にまみれた高校時代でした。
 結果、第一志望ではありませんでしたが、武蔵野美術大学油絵学科に進学し、その後大学院、研究室助手と10年を過ごしました。
 父親が亡くなったこともあり、神戸山手女子短期大学の非常勤講師の口をあてに、神戸に帰ってこられました。何処よりも神戸が大好きで、東京に住み続ける自分を全くイメージできなかったのが一番の理由だと思います。
 しかし、学生気分のままで歳を重ねた私に、世間は大変厳しいものでした。講師の仕事も週1回、食べていけるわけがありません。すでに家族がありましたから、必死で美術の仕事を探しました。子供の絵画教室や高校、専門学校の非常勤講師を日毎転々としました。当時私の描いた絵は、心の不安を反映した気持ち悪いもので、後になって破棄しました。苦境でも良い絵を描く、苦境がゆえに心打つ作品が作れる作家がいるのに、私は現実生活に大きく左右される凡庸な人間だと思いしらされました。 このような生活が一転したのが、4年後の1本の電話です。当時の兵庫女子短期大学から、専任の職が空いたがあなたは今はどうしてるか? という問い合わせでした。 ぶしつけに美術系の学校に履歴書を送り職を探した時、今は無いと丁寧にも返事をもらった学校でした。今でも、あの時に履歴書を送る事をしなかったら、今私はどうなっていたのだろう? としみじみ思います。 次の転機は、19年務めた前職を辞し大手前短期大学に移ったことです。もう少子化による大学危機がやってきていました。 私には美術教育よりも、短期大学の改革に力を求められました。学生を呼べるカリキュラムを作ることです。結果、入学生が増加し改革の成功例として、全国の短期大学から多くの来訪者が来るまでになりました。しかし、作品の方は必要最低限しか制作できません。仕事はどんどん増える一方ですのに……。 そこで一大決心! 早期退職を申し出ました。管理職だったので辞めるのに2年かかりました。 今、最後の転機にいます。美術家と教育者の二足のわらじを一つにしました。本来一番望んでいた状態です。楽しいようですが、全くそうではありません。美術、絵画だけを考える毎日は、今までの至らない無邪気な自分を見つけるだけです。積ん読だった美術書も片っ端から読みましたが、もっと早い時期に気付いていたらと思うことがいっぱいです。そして何よりも難しいのは、自分自身の変わらぬものを見つけること。そのため試行錯誤を続けています。残りの人生でどこまで行けるのかな? というのが楽しみと希望です。

明石市生涯教育センター壁画
「星まわし」(2000年)はなの箱
Grass―光―(2015年 木材に彩色)
はなの箱
(1988年 シルクスクリーン版画)
※御影高校の校長室に掛かっています

Profile

1977年 武蔵野美術大学大学院修了。1982年 第一回個展(東京)以後2017年に20回目の個展開催(神戸)。その他数多くのコンクール展、グループ展で作品発表。1984年~ 兵庫女子短期大学美術デザイン学科 専任講師。1997年 「現代日本の版画」に作品掲載(以後3回掲載)。1999年 兵庫県立近代美術館美術講座講師(2001年まで)。2000年 明石市生涯教育センター壁画「星まわし」制作。2013年 大手前短期大学ライフデザイン総合学科 教授、学科長を退職。現在 朝日カルチャーセンター(芦屋)、ヒューマンアカデミー(神戸)等で講師をしながら作品制作に専念。


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「音楽が導いた道」
ジャズそしてニューヨーク

井上  智(27回生)
ジャズ・ギタリスト/コンポーザー

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 御影高校に入学して初めての文化祭、同学年で幼なじみのいとこ、下川大輔がロックバンドで圧倒的なギター演奏をしました。体育館で聞いていた私は、脳にガツンと衝撃を受けました。 その勇姿に憧れて親にエレキベースを買ってもらい、次の年の文化祭には友人達とバンドを組み出演。勉強よりも音楽に興味が移っていきました。
 同志社大学では軽音楽同好会に入部し、エレキギターに変更。ロックに夢中でしたが、卒業の頃には当時流行っていたクロスオーバーという音楽の影響もあり、ロックからジャズへと方向が変わりました。
 その後、関西でのプロ活動を経て結婚後、本場のジャズシーンに身を置くべく1989年にニューヨークへ渡ったのは33歳の時です。 マンハッタンにあるニュースクール大学のジャズ科に入学し総合的に学び直し、4年生の在学中から講師を頼まれ教え始めました。
 ニューヨークのジャズの世界は刺激的で競争も激しく大変ではありましたが、それを上回る素晴らしい出会いが多くありました。中でも現代ジャズギターの父と言われる偉大なジム・ホール氏に直接学ぶことができ、公私共に仲良くさせていただき、また何回も共演できたのはラッキーでした。特にジャズの老舗ライブハウス、ヴィレッジ・ヴァンガードの70周年記念ライブでデュオで演奏したことは忘れられない思い出です。
 ジャズを通じていろいろ世界が広がりました。アメリカ以外にもオーストリア、スウェーデン、クロアチア、韓国、中国、台湾、ベトナム、インドネシア等、色んな所で演奏してきました。
 21年間のニューヨーク生活を経て8年前に帰国し、現在は東京を中心に各地で演奏を行ってますが、ほぼ毎年ニューヨークに行っており、今年の1月末にはニューヨークのブルーノートでリーダーとして演奏して来ました。
 音楽生活も来年で40年になりますが、まだまだより良い音を探しています。アルバムも更に良いものを作って行こうと常に考えています。
 皆様、是非機会があればライブを聴きに来てください。


Profile

同志社大学法学部卒後、京都で音楽活動を始める。 1989年にN Yに渡りジム・ホールに学ぶ。N Yのジャズシーンで 活躍、高い音楽性と演奏力が評価される。 1994年から16年間ニュースクール大学ジャズ科講師を務める。 2010年に帰国し現在、東京を拠点に国内外で活動中。また慶 應大学で英語でのジャズクラス、国立音楽大学でジャズ・アンサ ンブルを教えている。 www.satoshiinoue.com

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人生で無駄な経験などない

木村 牧子(40回生)
イメージコンサルティングサロン
「ルノンキュル」代表/デザイナー

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 イメージコンサルタントとデザイナーという2つの肩書を持っています。幼少から絵を描くことが好き。高校在学中はデザインに興味があり、美術部に所属していましたが、残念ながら芸大進学も、デザイン関係の仕事に就くことも叶わず、大学卒業後は国際線CAの道に進みました。航空業界というそれまで考えたこともなかった世界になんとなく飛び込んだので、訓練も業務も予想以上に厳しいものでした。しかしその分、やり甲斐も喜びも大きく、今の仕事につながることとなる貴重な経験をたくさんさせていただいた5年間でした。
 退職後、出産と育児を経た私の中でデザイナーへの夢が再加熱し、1歳の長男を保育園に預けながらコンピューターグラフィックの学校に通うことにしました。修了後、幸運にもテキスタイルデザイナーとして就職先が決まり、現在に至るまでの18年のキャリアのスタートとなりました。衣料や雑貨を担当することになり、ここで学生時代から趣味の洋裁で得た生地や縫製の知識が、思いもよらぬところで発揮できることとなりました。
 さて、もう一つの仕事であるイメージコンサルタント、聞きなれない方も多いと思いますが、身につけるもの、ヘアメイク、立ち居振る舞い、話し方など、その人の第一印象や外見にまつわるもののアドバイスをする仕事です。これを始めるきっかけとなったのは、長男の4年間に渡る不登校でした。息子の不登校をなんとかしたいと藁にもすがる思いから、私はいろいろな専門家の元に通い書籍を読み漁りました。心理学を通して見えてきたのは、長男のことだけでなく、私自身が抱える心の弱さでした。意志を持ってしっかりと生きたい、そのために自分にできることをもっとしようという想いがどんどん強くなりました。私の職歴や知識が活かせて、だれかのためになることはなんだろうと模索するうち、イメージコンサルタントが私の天職だ!と確信するに至りました。
 今では遠方からもお客様がお越しくださり、講義や執筆もさせていただき、忙しくも充実した日々を送っています。コンプレックスが自信に変わり、自分らしく人生を送れるようになったお客様を拝見するのが私の喜びです。
 不登校だった長男も大学生、もうすぐ就職活動を始めます。行き当たりばったりで一貫性がなく思える私の職歴ですが、すべてのお陰で今の私があります。人生で起こる偶然や不運としか思えない出来事でも、無駄なものなど何もないと思います。できることはいくらでもある。できない理由は探さない。そうやってすべてのことに感謝しながら、これからも人生を豊かにしていきたいと思います。

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Profile

関西学院大学卒業後、全日空で国際線C Aとして勤務、退職後テキスタイルデザイナー、グラフィックデザイナーとして勤務しながら、イメージコンサルタントとして起業する。御影にて息子2人との3人暮らし。趣味は旅行、産業遺産と鉄道遺構巡り。 www.renoncule.net

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5年かけて、「ネパール語日本語辞典」と
「日本語ネパール語辞典」を完成

三枝 礼子(3回生)

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 以前から、達人コーナーに推薦をいただいておりましたが、原稿をいただく前に急逝されました。 そこで、今回特別に、同級生の方からご紹介していただくことに致しました。
 三枝礼子さん(3回生)は65歳の時ネパール語辞典を完成し、67歳の時ネパール国王から勲章を受け、さらに72歳の時、日本語ネパール語辞典を完成させました。(写真は両辞典を手にする三枝さん ― 朝日新聞掲載記事から)

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三枝さんの写真と三枝さんが描いた2つのヒマラヤの絵の写真は三枝さんの弟様からの提供です


Profile

1932年生まれ。
1951年県立御影高等学校卒業と同時に大阪大学医学部薬学科に入学し、1955年卒業。 同年エーザイ株式会社に入社、英語やドイツ語の翻訳の仕事をしていたが約10年で退社、その後東京芸術大学に入学し、1972年同大学油絵学科卒業。 阪大在学中から山岳部に所属し卒業後も会社に勤務しながら阪大山岳会に所属し、1969年登山隊員として初めて、そして1970年にも、ネパールに入り、ヒマラヤの自然と人々の暮らしに引きつけられて独学でネパール語の勉強を始め、英語で書かれた入門書を読み、登山家や文化人類学者らのネパール語輪読会に参加。 1989年頃、出版社から辞典編纂の依頼が来たことから、こつこつ1人で8年間かけて64歳の時(1997年)ネパール語辞典を完成した。そのことにより1998年第1回秩父宮記念山岳賞を受賞。更に2000年にネパール国王から勲章を受章。 次に72歳の時(2006年)日本語ネパール語辞典を完成。また幾つかのネパールに関する著作も上梓。 その後大変残念なことに2015年3月18日大阪府交野市の自宅にて急逝されました。82歳でした。

※以上は主として当時の新聞記事と三枝さんの弟様から頂いた履歴をもとにまとめさせていただきました。 池田 説子(3回生)



 平成30年2月28日に挙行された第70回卒業証書授与式で、清明会の道谷会長が、同窓会長として祝辞を述べました。これまで会長は卒業式前日の予行演習の時に入会式を兼ねて挨拶をしていましたが、今年からは、卒業式当日に壇上から祝辞を述べ、後輩たちへの激励をすることになりました。

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御影高校 清明会 平成30年会報

和田 昌裕(35回生)
平成29年12月13日講演
第5回「ことばの力」シンポジウム

第5回「ことばの力」シンポジウムで、和田昌裕氏(35回生・元J1ヴィッセル神戸監督)が講演!
 
 平成29年12月13日(水)に総合人文コース1、2年生を対象に「人を動かすことばの力」をテーマに第5回「ことばの力」シンポジウムが御影公会堂で開催されました。元J1ヴィッセル神戸監督、現ツエーゲン金沢強化・アカデミー本部長の和田昌裕氏(35回生)が基調講演を行い、後輩たちに、これまで感銘を受けたことばを紹介しながら、自身の体験を語ってくれました。中でも、監督時代に常に発していた「勝てば選手の功績、負ければ全て監督の責任」ということばは、とても説得力がありました。講演の後、和田さんをコメンテーターに「チーム力とは~部活動や課題研究から考える~」をテーマに部活動の中心として活動する1年生、2年生がパネラーとなり、パネルディスカッションが行われ、パネラーを中心に和田さんとの間で様々な意見が交わされました。
御影高校 清明会 平成30年会報

毛利多恵子(28回生)
毛利助産所所長 助産師
平成29年5月29日講演

 
 2017年5月29日に「キャリアリサーチ・進路講演会」において、1年生を対象にお話をする機会をいただきました。私は、助産師という仕事についてお話をいたしました。皆さんにはあまりなじみのない仕事の内容になりますが、妊婦健診、分娩介助、入院中の母子のケア、産後子育てで困っている女性たちのケア、思春期にあるこどもたちの性教育などをしています。世の中にはいろんな職業があり、同じ職業でも役割に応じて働き方も変わります。仕事によって多くのさまざまな背景の方に出会い、教えられ、自分自身が鍛えられ自分の人生も少しずつ豊かになるのだと思います。みなさんにとって長い人生を支える仕事を考える機会になればうれしいです。
御影高校 清明会 平成30年会報誌

平成29年度 春 旭日重光章を受章して

矢田 立郎(10回生)
 2001年11月20日、第15代神戸市長として就任。あの阪神・淡路大震災から6年、復興の途上での使命は、都市の再生創造経済、福祉・医療、教育を重点とする市民のくらしの安定、安全・安心な災害への備え、危機的状況の財政再生、将来の世代に対してなすべき都市の基盤となる事業へのとりくみ等々、多岐に亘っていた。長期的にみれば、先の世代に負担をかけずにやっておかねばならないことは、震災で再生のため必要とした資金を多額の起債(借金)発行しなければならないために歪んでしまった財政再建である。
 協働と参画を柱に市民とともに都市を再生させていくとともに、厳しい身を切る行財政改革をやり続けねばならなかった。
 新たな都市基盤として、ポーアイⅡ期に、バイオ・ケミカルクラスター、メディカルクラスター、スパコン京のシュミレーションクラスター、神戸空港が整備されていった。この他デザイン都市、文化創成都市の促進も手掛けた。又、指定都市(20市)市長会では、地方分権の推進に向け、大いに議論がなされ、その会長を6年間つとめた。
 3期12年の市長職を勤める間の業績が評価され、平成29年春の叙勲として、旭日重光章を授与されたが、これは神戸市民、市職員の皆様方の大きな支援、協力の賜物であった。 感謝を申し上げたい。

御影高校 清明会 平成30年会報誌

小町恭士さん(16回生)が瑞宝重光章を受章されました!



小町恭士さん(16回生)

 小町恭士さんが、2017年(平成29年)春の叙勲で、瑞宝重光章を受章されました。 1969年に外務省に入省され、1984年駐ソビエト連邦大使館参事官、1996年駐ロシア大使館公使、2001年大臣官房長、2004年駐オランダ大使。2008年駐タイ全権特命大使などを歴任後、2011年より東宮大夫として皇太子ご一家にお仕えされ、この度皇室での功労を称えられての受章となりました。

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19回生の卒業記念樹(ポプラ並木)の伐採について

 

 校舎とグランド間の東側歩道のポプラ並木は、昭和42年(1967)2月25日に、19回生の卒業記念樹として植えられたものです。当初30本あったこの並木は、道が市道のため、植樹後は神戸市に寄附されました。
 しかしながら、年月が経つにつれ、多くのポプラが枯れてしまい、5本だけが残っているという現状でした。平成29年8月に、神戸市から母校の事務室に連絡があり、この5本のポプラも植えられてから相当の年月が経過し、腐朽しやすく空洞化し、倒木のリスクが大きいので、通学路であり安全を確保する必要がありやむなく伐採を予定しているという連絡がありました。事務室から清明会にこのことが伝えられ、19回生の学年幹事にも伝え、幹事会でも協議した 結果、伐採はやむなしという結論に至りました。
 そこで、19回生の卒業記念樹ということもあり、このことを記憶にとどめておくため、本誌において、現状の写真とともに、報告することとします。
清明会会長 道谷  卓
 

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同窓生の著作本コーナーと著作本寄贈のお願い

 

 母校の図書館に、「同窓生の著作本コーナー」の書架が設置されています。これまで、清明会では、同窓生の活躍を知ってもらい、後輩たちの励みになればと、会員のみなさまに著書の寄贈をお願いしてきました。図書館入口に設置された「同窓生の著作本コーナー」にご寄贈いただいた著作物を開架しております。また、同窓会予算からの寄附で購入した図書についてもこのコーナーの書架に設置されています。
 また、会員の皆様の中でこれまでに著書を出版された方は、1冊、 清明会まで献本していただければ、幸いに存じます。
清明会会長 道谷  卓
 
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募金(清明会活動基金)と購読のお願い

 平素より清明会にご支援、ご協力を頂きありがとうございます。お陰様で、皆様方の善意の募金により総会参加者は増大し、学年会、クラス会も開催が活発になっております。これらの会には皆様方からの貴重な募金を使用させて頂いております。募金は一口1,000円で口数はいくらでも結構ですので、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
年1回、4月に発行しております会報「清明」の購読をご希望の方は、10年分の購読料2,000円をお振り込みください。 (振り込み用紙に購読欄のない方は現在購読者です。)

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生徒活動後援会、ご協力のお願い

  高校生活において学習は勿論のこと、課外活動も豊かな 人間性を育てる意味で極めて重要です。
 本校では、PTA、清明会、松影会(元P TA会員の会) が協力して、課外活動を経済的に支援し、生徒活動の発展 に寄与しております。

平成29年度活動成績・購入品他援助
国民体育大会出場 スケート競技ショートトラック少年男子の部500m/1000m(個人)
全国大会出場 将棋部男子、卓球部女子、新聞部、囲碁部女子
近畿大会出場 山岳部、陸上部男子、卓球部女子、放送部、将棋部男子、囲碁部女子、柔道部女子
購入品他援助 近畿大会・全国大会・国民体育大会出場看板、東北ボランティア宿泊費他援助、文化祭・体育館音響システムレンタル料、壁ミラーつっぱりタイプ(弦楽部)、柔道用デジタルタイマー、ウォータークーラー2台、気化式冷風機2台、プール用保温シート、プール用保温フィルム、チアリーディング用マット、アクティブラーニング用デスク・チェアー20セット、グランド整備用塩化マグネシウム、真砂土、脚付き両面ホワイトボード、立礼棚(茶道部)、皆勤賞用賞牌100個、メダル刻印代、ディスプレイ用ワンタッチ組み立て式ピラミッド(図書室)

生徒活動後援会の趣旨をご理解頂き、 卒業生の皆様からの温かいご支援をお願いいたします。

御影高校 清明会 平成30年会報誌

事務局からのお願い

同窓生の皆様、ご住所やお電話番号を変更なさいましたら事務局へ連絡をお願い致します。事務局への連絡は、電話、FAX、E-mailいずれでも結構です。事務局は、毎週火曜日(祝日除く)の午前10時〜午後4時まで事務を行っております。
(FAX、留守電は24時間対応です)

事務局からのお知らせは、清明会ホームページにも掲載しておりますのでご覧ください。

E-mail:seimeikai@hyogo.email.ne.jp

URL http://www.seimeikai.com/


御影高校 清明会事務局

編集後記

 今年から清明会会長の祝辞が卒業式当日の式次第に加えられることになりました。そこで前日の予行演習の場で清明会の入会案内を仰せつかり、体育館に足を踏み入れたのは実に31年ぶりでした。母校を誇れる人になってほしい、結んだ縁を生涯大切にしてほしい、そしてその縁が大きく育つように支援したい、その様な思いで清明会の活動を紹介させて頂きました。先ずは恒例となりつつある成人式の同窓会が開かれ、少し大人になったお互いの成長を確認し合うことができれば喜ばしいことです。総勢356名の卒業生の澄んだ瞳に大いなる希望と、活躍する達人として再会できる楽しみを感じたひと時でした。
 今後もホームページ、会報誌を通じて分かりやすい情報発信を心掛けてまいりますので、引き続き皆様のご支援とご指導をよろしくお願いいたします。

(39回生 小林 進)
 
御影高校 清明会 平成30年会報誌

兵庫県立 御影高等学校 同窓会 清明会