兵庫県立御影高等学校・同窓会「清明会」会報
2017年4月吉日発行

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御影高校 清明会 平成29年会報誌

御影高校 清明会 平成29年会報誌

御影高校 清明会 平成29年会報誌

目 次


ごあいさつ 清明会会長 道谷 卓(35 回生)
心意気  校長 谷本 公子
新たな旅立ち  幹事代表 小泉 春樹(69回生)
学年会、クラス会等の報告
10回生15回生26回生35回生37回生 38回生66回生67回生
平成28年度 清明会総会と第13回ホームカミングデイ
達人 日野 修道(15回生)
達人 久野 幸子(17回生) (旧姓:藤井)
達人 木村 周次(19回生) 日建住宅株式会社 代表取締役
達人 神伝真正一如流 宗家 中町 佳洲(39回生) 三木 尚子(旧姓 中町)
卒業生による講義 清明会会長 道谷 卓(35回生)
卒業生による講義 陳 友昱(39回生) 平成28年11月7日講演
卒業生による講義 飛田 敦子(50回生) 平成28年11月21日講演
第4回ことばの力シンポジウム 藤山 宣基(45回生) 平成28年12月16日講演
ふるさとひょうご寄附金 目標額達成の報告と御礼
平成28年度 春の叙勲旭日双光章を受章して 赤松 路子(15回生)(旧姓:赤松)
清明会からのお知らせ
第14回ホームカミングデイについて
御影高校に温水洗浄便座が設置されました
募金(清明会活動基金)と購読のお願い
著作本寄贈のお願い
生徒活動後援会、ご協力のお願い
事務局からのお願い
編集後記
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ごあいさつ
清明会会長 道谷 卓(35 回生)

 清明会会長、35 回生の道谷卓です。平素は、清明会の活動と母校への支援にご協力をいただき、誠にありがとうございます。 今年度は、早いもので1期3年の会長任期の最終年度となります。就任の年に清明会発足70 年という大きな節目を迎え、それから駆け足で2年が過ぎようとしています。清明会の活動は、母校創立後4年が経過した太平洋戦争下の昭和20 年(1945)5月27 日に、勤労動員中の宝塚国民学校で結成式が行われ、同じ年の8月19 日に宝塚の川面神社境内において第1回総会が開催されたことに端を発しています。70 年以上の伝統ある清明会の重みをかみしめながら、1期目のまとめとなるよう会の運営に全力を尽くしていきたいと考えております。昨年は、母校・御影高校が、受験生から選ばれる魅力ある学校づくりを行う一環として「ふるさとひょうご寄附金」に名乗りを上げ、「ステージ発表・演出用装置拡充プロジェクト」と題し500 万円の目標額を設定しました。清明会としましても、「ふるさと納税を活用して御影高校を応援してください! 目標額は500 万円」というスローガンを打ち立て、このプロジェクトを全面的に協力してまいりました。

 

そして、会員のみなさまの絶大なご協力により、昨年末、無事目標額に達成いたしました。今回の募集では、目標額の500 万円を上回る、585万8000 円が集まり、うち、清明会の会員のみなさまからは67 名、391 万9000 円の寄附をいただき(寄附全体の約7割が清明会の会員に方々によるものです)、あらためて、会長として厚く御礼申し上げます。「文教の地・御影」の中心的存在として発展してきた母校が、元の学区からはもとより、学区再編により新たに広がった学区のすべての地域から受験生に選んでもらえる高校で有り続けるよう、今回のプロジェクトが有効活用されることを切に願うとともに、清明会としてもさらなる支援をしていきたいと思います。 清明会は、会員の皆様方の絆を深めていくことを第一義にとらえ、そのことを通して母校を支援していく存在でありたいと考えております。最後になりましたが、会員のみなさまにおかれましては、同窓会活動に対して一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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心意気
校長 谷本 公子

 腹痛で トイレに行ったら ウォシュレット 新たに付いて あったかいなあ(71回生より) 生徒達はトイレで先輩を想い、頭を垂れていることでしょう。  赴任して、清明会の皆様方の心意気、母校の後輩に対する熱い思いを感じた1年でした。ウォシュレット16基を寄付いただき、感謝申し上げます。また、学校環境充実応援プロジェクト「ステージ発表・演出用装置拡充プロジェクト」にも、清明会の皆様や保護者・教職員等から、目標500万円をはるかに超える寄付金が集まりました。生徒が主体的に考え、表現する力を身につける場で大いに活用させていただきます。
 その他、多くの活躍されている卒業生から生徒にご講義をいただき、誠にありがとうございました。
 昨年5月末、インドの聖フランシスコ高校より、生徒達25名等が来校しました。たった半日だけの交流でしたが、賑やかに、また時間を惜しむように、途中降り出した小雨にも楽しそうに打たれながら敷地内を動いていたのが印象的でした。
 そして後日談。生徒達が、英語版学校紹介ビデオを作成したいと申し出てきました。インドの高校生との交流の際、「学校紹介ビデオの意味が分からない。」と言われ、一生懸命、英語で説明していたそうです。

 

 生徒達は、「校訓をどう表現すればよいか。」私に尋ねてきました。これは大変。70余年の歴史のある校訓を英語でどう表せばよいのでしょうか。生徒達と一緒に悩み、考えた末が次の言葉です。
‘Be pure , bright , honest and strong ’
如何でしょうか? 本ビデオは、今年3月、御影クラッセで開かれた総合人文コースの課題研究発表会で披露されました。英語と日本語のテロップが入った生徒手作りの作品。今後は、国際交流の時だけでなく、学校説明会等行事においても活用しようと思っています。高校時代は、自分が限界だと思っていた壁を超え、大きく成長する時期。本校はそれを体験できるチャンスがあります。清明会・保護者・地域の皆様のお力もお借りして、御影高生の飛躍的な成長を共に支えて参りたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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新たな旅立ち
幹事代表 小泉 春樹(69回生)

 僕たち69 回生は、2月28 日、御影高校を卒業し、清明会に入会することとなりました。どうぞよろしくお願いいたします。在学中は先生方をはじめ、多くの方々に支えていただき、たくさんの経験や思い出の詰まった、充実した高校生活を送ることが出来ました。改めて感謝申し上げます。僕は、生徒会長を努めさせていただきました。どの行事も一人では成し遂げられなかったことばかりでした。みんなで議論し、助け合って何とかやり遂げることができました。

 

今となっては、一つ一つの行事が、かけがえのない思い出となっています。生徒会活動だけでなく、勉強や部活動、ボランティア活動、あらゆる場面で一生懸命に取り組む友にとてもいい刺激を与えてもらいました。この仲間たちを大切にしていきたいと思います。僕たちはこれからそれぞれの道を歩むことになりますが、御影高校の卒業生として、また、清明会会員として、誇りを持って進んでいこうと思います。

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学年会、クラス会等の報告


10回生同窓会

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日 時:平成28年11月4日(金)
場 所:神戸市・しあわせの村


 十回生は70歳を迎えるまで毎年同期会を行ってきましたが、そのつど案内先の選択が悩みの種でした。その後は全員にアンケートを配って、案内を求める人に限って5年分の通信費¥1,000-を預かって会のお世話をすることにしました。その結果75歳を迎える一昨年まで休むことなく毎年続け、最終の同期会を72名の参加で終えた積りでした。
 それなのに、今年77歳の喜寿を祝う会を行うこととなり、神戸市北区の「しあわせの村」に64名が集って、卒業アルバムから抜粋した思い出の写真の数々を種に、それぞれの歩みや母校の思い出を語って、和やかな時を過ごしました。

世話役:横尾能範、山本清子
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15回生同窓会

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日時:平成28年11月6日(日)
場所:シーサイドホテル舞子ビラ神戸 出席者:64名


  2016年11月6日(日)13時から15時30分まで、明石大橋近くのシーサイドホテル舞子ビラ神戸にて15回生の同期会を開催しました。集合写真は雄大な明石大橋をバックにして撮影しました。前回の「古希のつどい」に出席して頂いた福川先生も92歳となり、岐阜高山から来て頂くのは無理だということで欠席されたのが、残念でした。今回は生徒のみの集いとなりました。今年は二人の同級生が「旭日双光章」・「瑞宝単光章」という勲章を受けておられました。またドイツ・フランクフルトに住んでおられる同級生も参加されて、大変話題の多い会となりました。クラスごとに前に集まり、自己紹介と代表者の挨拶という形式で近況報告を行い、2時間半の予定がオーバーするほど、盛況でした。

報告者  鶴田 佳邦
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26回生同窓会

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日 時 :平成28年10月9日(日)
場 所 :東急REIホテル
参加数:99名

  平成28年10月9日(日)に、26回生の同窓会を行いました。
4年に一度、オリンピックの年に開催するようになってから4度目。今回は、三宮の東急REIホテルに全国各地から初参加の19名を含めて99名が集まりました。小野先生、山口先生、田中先生が、相変わらずお元気な姿を見せて頂き、43年前に帰ったようなハツラツ元気な話を聞かせて頂きました。
 今回は、1年生の時のクラスごとの配席から始まり、会の半ばで3年生の時のクラス席へと途中移動する趣向で、コップとお箸を持っての懐かしい「席替え」をみんなワイワイと楽しんでいました。同窓会ならではの心地よい雰囲気の中、高校時代にはあまり話をしていなかった人とも気軽に話が出来る、笑顔笑顔の本当に幸せな時間が拡がっていました。次回はまた4年後、東京オリンピックの年に65歳で迎えることになりますが、みんな元気に、再会をみんなで確かめ合って、盛会のうちに中締めとなりました。
 忙しくとも来てみると本当に楽しいのが同窓会です。 次回、是非、さらに多くの皆さんが集まって頂けるよう願っています。 東京五輪の年、 平成32年(2020年)の秋、日時は三連休の真ん中、10月11日 (日曜日)にまた再会しましょう。

報告  柳本 勇治
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35回生同窓会

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日時 : 平成28年6月12日(日)
場所 : 神戸メリケンパークオリエンタルホテル
出席者:80名


 2016年6月12日(日)、神戸メリケンパークオリエンタルホテルにおきまして、「第4回35回生学年同窓会」を開催しました。この日は、昼に清明会総会・第13回ホームカミングデイが生田神社会館で行われ、我々35回生が招待学年となっており、50名の35回生が参加しました。
 さて、今回で4回目となる35回生の学年同窓会ですが、そのきっかけは、11年前に行われた第2回ホームカミングデイで35回生が招待学年となったことです。このとき参加したメンバーを中心に学年同窓会構想が沸き上がり、今回の開催へとつながっています。 当日の学年同窓会には、ホームカミングデイに参加した35回生のほとんどが残り、さらに学年同窓会から参加する35回生も加え、総勢80名の出席者となりました。恩師は、ホームカミングデイから引き続き、3年9組担任の寺岡先生がご出席、乾杯の音頭をとってもらいました。今回は、はじめての試みとして「御影高校ウルトラクイズ」を実施、在校時代の思い出をクイズにし、懐かしの映像とともに、感動あり、爆笑ありの充実したプログラムとなりました。なお、クイズの最後には、谷本校長先生にもVTRで出題していただきました。
 学年同窓会終了後は、50名が3次会へと繰り出し、高校時代の懐かしい思い出を思う存分堪能していました。

35回生学年幹事・清明会会長 道谷 卓
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37回生同窓会

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日時;2016年12月30日(金)
昼の部:老房 出席者 42名
夜の部:THE PLACE KOBE 出席者 72名

  2016年12月30日、神戸三宮にて37回生の学年同窓会を開催いたしました。 6年前の同窓会で「次回は50歳になる年に」と再会を約束。卒業以来の出席となる人も含め、前回より多い約100名が集まってくれました。 昼の部は「老房」にて。 女性中心ということもあり、お喋りがメインの和やかな会に。ご出席くださった橋本力先生、石川さち子先生の周囲に輪ができる様は、高校時代そのままでした。続いて全員にマイクをまわして近況報告も。卒業から皆それぞれの32年を過ごし、再び笑って話せる幸せを実感できた3時間でした。
夜の部は「THE PLACE KOBE」にて。 完全フリー席で思い思いに席を移動しながら、あちらこちらに笑いの輪ができる会でした。昼に続いて橋本力先生がご出席くださり、前川好央先生はモノマネのマイクパフォーマンスをご披露。在校中には知らなかった恩師の特技を拝見でき、爆笑させていただきました。 50歳の節目に100名近くが集まれることに感謝し、また次回の同窓会で笑って再会したいと思います。

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38回生同窓会

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日時 : 平成26年8月15日(金)
場所 : カフェフィッシュ(メリケンパーク フィッシュダンス)
出席者:80名

 38回生は2014年8月15日メリケンパークのフィッシュダンス横のカフェフィッシュに て同窓会を開催しました。 高田先生、宮内先生もご参加下さり、およそ80人の参加者と楽しいひと時を過ごしました。

 
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66回生同窓会

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日時:平成28年1月9日(土)
場所:神戸ベイシェラトンホテル

  平成28年1月11日に新成人となる御影高校66回生のみなさんの成人を祝して、神戸ベ イシェラトンホテルにて、1月9日に御影高校66回生の同窓会を行いました。総勢23 0名の参加の大規模な同窓会となり、2年ぶりの友達や先生との再会に、感動のあま り涙を流す生徒も見られました。   各クラスの同窓会幹事からの余興もあり、会場全体が盛り上がる同窓会となりまし た。   新成人として社会へ踏み出したことへの責任をしっかりと自覚し、今後も新成人とし て節度ある行動をとりたいと思います。   また、再会の機会があれば是非とも同窓会を開催したいと思います。

66回生同窓会代表幹事 中下智也
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67回生同窓会

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日時:平成29年1月7日(土)
場所:神戸ベイシェラトンホテルホテル
出席者:263名

 2017年1月7日に神戸ベイシェラトンホテルホテルにて、 67回生同窓会を開催しました。総勢263名という大変多くの参加人数で 開催することができました。当日は幹事で企画した写真のスライドショーに 生徒、先生方は皆思い出に入り浸り、また同窓会企画では大いに盛り上がってくれました。 笑顔の絶えない良い会になったと胸を張って言えます。また67回生の皆が恋しくなる頃には私が率先して同窓会を開催します。ありがとうございました 。

報告者  野村泰尊
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上記以外にも、たくさんの同窓会が行われています。清明会ホームページにも掲載されています。

37回生 平成28年12月30日 37回生同窓会
67回生 平成29年1月7日 67回生同窓会
剣道部 平成28年11月27日 剣道部OB会創立総会
15回生 平成28年11月6日 15回生同期会
9回生 平成28年10月26日 9回生同窓会
26回生 平成28年10月9日 26回生同窓会
10回生 平成28年11月4日 10回生同期会
11回生 平成28年10月21日 11回生同期会
14回生 平成28年10月16日 14回生関東地区同期会報告
19回生 平成28年10月15日 小野先生を囲んでの19期同窓会
4回生 平成28年10月1日 4回生 ふとなろ会
10回生 平成28年6月12日 10回生
12回生 平成28年5月26日 12回生 ゴルフを楽しむ会
2回生 平成28年5月13日 2回生 雪輪会 同窓会
38回生 平成26年8月15日 38回生学年同窓会
35回生 平成28年6月12日 35回生学年同窓会
17回生 平成28年6月5日 17回生学年会
34回生 平成28年6月5日 34回生学年会
16回生 平成28年5月15日 16回生学年会
バド部 平成28年5月3日 バドミントン部OBOG会
25回生 平成28年4月29日 25回生同窓会
66回生 平成28年1月9日 66回生成人を祝して同窓会
 
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平成27年度 清明会総会 懇親会・第12回ホームカミングデイ

 平成28年度の総会6月12日(日)午前11時から、生田神社会館4階におきまして清明会総会・第13回ホームカミングデイ(県 三から高校4回生、高8~10回生、高35・36回生、定1~3回生を招待)を開催いたし、会場には、約260名の方々が集って頂 きありがとうございました。恩師も一緒になって同窓生と共に交流を楽しんで頂きました。

平成27年度 清明会総会 懇親会・第13回ホームカミングデイ

平成27年度 清明会総会 懇親会・第13回ホームカミングデイ
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45年かけて日本三百名山達成

日野 修道(15回生)

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 「達人」といわれると気恥ずかしいというか、かなり違和感があります。日本300名山を達成した……の「達」と「人」と解釈してください。
 高校時代体育は苦手な科目だったし、“登山”といえば学年遠足の六甲登山ぐらいで、山岳部があったことも知りませんでした。なにしろ速記部を友人と立ち上げて、鉛筆しか持ったことのない高校生活を送り、大学では山岳部に入った友人達が重いキスリングを担いで出発するのを見て、「何であんなしんどいことを」とまるで別世界の人を見るように眺めていました。
 会社に入ってから、たまたま上司から北アルプスの立山に登ろうと誘われたのが山好きになったきっかけです。真夏の素晴らしい好天のもと山頂に登り、雄大な美しい景観を楽しんでいたら、遠く南東の方角にくっきりと富士山の姿が見えた時は、わが目を疑いました。去年気になって立山の観光案内所に再確認したところ、「気象条件の良い時は“まれ”に見えます、運のいい人です」との回答だったので安心しました。初めに楽しい経験をした人と、苦い経験をした人とで後の人生が変わる一つの例です。
 この後、毎年お盆休みや5月連休にアルプスなどにこつこつ登っていました。ある時、作家で登山家の深田久きゅうや弥氏の名著「日本百名山」に出合いました。それまで30山程登っていましたので、自然と“百を”目指すようになりました。とはいっても仕事があるので“一山一山”登りました。丁度山を“一歩一歩”登るのと同じように。
 1997年に100名山達成。2010年に200名山達成。2015年に300名山達成。
 この間、アフリカのキリマンジャロ山、マレーシアのキナバル山、台湾の玉ユイサン山(新高山)に登ったことも楽しい思い出です。
 順風満帆のように見えますが、初めは未熟なので、友人達と登った伊吹山で道を間違えて迷い、日が暮れて星を見ながら野宿をしたこともあります。一人で宮崎県側から登った阿蘇山の山頂近くでは濃霧のため道に迷って、傘をさして震えながら一夜を過ごしたこともあります。また剱つるぎ岳だけを下山した後剱つるぎ沢さわ雪渓から欅けやき平だいらへの縦走中、持病の尿管結石の発作で激痛を我慢して歩いたり、腰痛で1年間登山を休んだり、いろんなことがありました。
 沢山の失敗から教訓を得ながらなんとか大きなケガもなく今日に至っています。一緒に登った多くの山仲間と、いつも気持ちよく送り出してくれた“山の神(妻)”に感謝しています。
 今、300の山の思い出を本に残そうと古い手帳と地図を見ながら、パソコンに向かって一日に1~2山のペースで打ち込んでいます。これもまた“追体験(?)”で楽しい作業です。

立山山頂にて。はるか遠くに富士山 (印刷では見えないと思います) 1971年(昭和46年)8月
剱岳山頂にて。会社の同僚(女性)達と。後ろで両手を上げているのが私です。 1977年(昭和52年)8月
300名山達成。三方岩岳山頂にて。後景は白山。

Profile

1945年 満州奉天市生まれ。1963年 県立御影高等学校卒業 15回生。1967年 県立神戸商科大学経済学部卒業。1967年4 月~2002年3月 菊正宗酒造㈱勤務(35年)人事・経理・経営 企画。2002年4月~2010年3月 私立灘中学・高等学校勤務(事 務長)(8年)。2010年8月~2014年3月 社会保険労務士。

 

参 考

日本100名山・200名山・300名山について
100名山…1964年 作家・登山家の深田久弥氏が「日本百名山」を著した
300名山…1978年 日本山岳会が選定
200名山…1984年  深田クラブ(百名山を達成した人達の集まり)が300名山の中から選定

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老人が笑顔で暮らせるように

久野 幸子(17回生) (旧姓:藤井)

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 迷ってばかりだった。将来の夢なんて描けない。そりゃそう、勉強はとんとしないのだから……。それでも一つだけ、漠とした思いだったが、自立した女性になりたいと考えていた。  何となく好きだった美術の方に進んでみようと、画家、小松益喜氏に師事。親の反対を押し切って美大を受験。見事失敗。2浪したものの結果は全滅。
 それでも、なぜか気持ちが固まった。
 デザイン学校に入学。作品作りに追われたが、モノづくりは面白い。就職先も選べた。  雑誌社、デザイン工房、菓子の企画、商品開発、機内食のパッケージ、錻力(ブリキ)印刷会社とのコラボレーションで砂糖缶やトレーのデザイン等々。仕事は面白く、深夜に及ぶ残業も厭わなかった。
 20代は右肩上がり、モーレツ社員が流行語だった。30代は家庭と仕事の両立が目標。服飾関係の会社に就職し、販売促進企画部門をスタートさせた。パリコレやモード雑誌、ファッションへの関心が高まっていく時代、会社も急成長し勤務時間にも余裕が持てた。40代半ばになった頃、勤めを辞め自分のオフィスを持った。
 順調に歩んでいると思っていた1995年1月、阪神淡路大震災。芦屋も激震地だった。人生観が変わったのはこの時だったかもしれない。
 住まいが全半壊し、建て直しに老後の貯えが無くなった親世代。
 1999年3月、「元気の出る情報誌を作ろう!」の呼び掛けに4、50代の女性が集まった。 10万円ずつ出資し、情報誌発行組織「にっち(niche)」はスタートした。
 にっちには自分にとっておさまりの良い「居場所」の意味を持たせ、震災後元気の出ない親世代を応援しようと考えた。勢いで突っ走り、7月には創刊号をを発行する事ができた。  ボランティアながら、20年近く続けてこられたのは、人生の大先輩に出会い、多くを 学び文章にしてきたのが、読者の共感を呼び、背中を押して下さったからだと思う。
 しかし、スタッフももう高齢者の仲間入り。仕事の能率はずい分下がったが、逆に、親世代が言っていた言葉が実感として理解出来るようになってきた。
  霊長類学者 河合雅雄さんに取材したとき、誌名の〝にっち〟に反応され、「〝ニッチ〟は生態学でいう棲み分け。長寿という、人類がはじめて経験する新しい生命空間をどう生きるか、新しい〝ニッチ〟をどう開発するかが、これからの我々のテーマでしょうね」 と語られたことを思い出す。
 来年、私たちは創刊20年目を迎える。これからも新しい〝ニッチ〟を開発していこうと思う。皆様もどうか、老人が笑顔で暮らせるような試みを続ける中高年の情報誌「にっち倶楽部」の応援をお願い致します。

にっち創刊号に登場された100歳 鵜飼 泰三郎さん『百歳の肖像』シリーズ化 の発端となった
号までまとめた『百歳までの生き 方』発行㈱リヨン社(二見書房)
にっち倶楽部 Vol.86 2017年春号
にっち倶楽部 Vol.85 2016年冬号


Profile

御影高校17回生。
グラフィックデザイン関連の工房、企画会社等に勤務。
その後独立 É q u i p e K ² 設立。
1999年 にっち創刊 編集長。
2000年 N P O 法人 にっち倶楽部 理事長。

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不動産業界に就いて

木村 周次(19回生)
日建住宅株式会社 代表取締役

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 私にとって、御影高校の思い出はラグビーと3年8組です。
 悲しいかな部員不足と見よう見まねの練習ばかりで、公式戦はおろかテストマッチでも一度も勝てなかった(1回くらいはトライしたかった!!)でも3年の3学期まで追っかけたラグビーボール。初めての水泳大会、校内バレーボール大会、体育祭での応援合戦、文化祭での合唱コンクール全てに優勝。菊崎先生担当の世界史は学年1位、卒業記念で作った8mmの手作り映画……etc.
 よき師、よき友に恵まれ充実した高校生活を無事に終え、思う所があって大学受験を止めて目指した世界へ飛び込んだものの、理想と現実のギャップに失望し2年で挫折してしまいました。  それからは色々な仕事をしても将来が見えない、やりがいも感じられない、やり場の無い時間ばかりが過ぎて行き焦りと不安に襲われる辛い時期が続いていた時、ひょんなことから今の業界の会社に入社する事ができました。
 ところが、全くの素人なのに基礎的な事も何にも教えてもらえず、次の日から営業に廻され随分恥もかき失敗も重ねながら4年が過ぎた頃、会社の事情もあり独立開業する事になりました。  昭和56 年、32 歳の時です。
 それ以来、今日まで地道にこつこつと業歴だけは重ねて来ましたが、振り返ってみますとこの35 年間様々な事がありました。
 独立開業する際、ある既存団体から開業出来なくなる様な嫌がらせを受けたり、地盤、看板、カバンが全く無い中で何度も何度も経営が行き詰ったり、阪神淡路大震災で大きな借金で作った現事務所が全壊したり、又、平成18 年には家内に先立たれました。  でも、いつも様々な方々から支えを頂きそれらを乗り越えて来る事ができました。
 又、不動産業界の健全なる発展と、消費者保護を第一に会員の資質向上を図る為に設立された、公益社団法人 全日本不動産協会、並びに公益社団法人 不動産保証協会の運営にも昭和60 年から参画させて頂き、平成13 年から10 年間両協会の兵庫県本部の本部長として、又総本部の理事、常務理事として地元兵庫だけでなく全国(新潟県を除く46 都道府県)を回りました。
 今では業界も変わりそれに携わっている従業者の質も随分向上しております。  これからも生活、並びに全ての産業の根幹に関わる宅地建物を取り扱うプロとして微力ながらさらなる努力をしてまいります。

御影高校 清明会 平成29年会報誌

Profile

平成13年5月 兵庫県地域振興功労賞 受賞
平成23年7月 国土交通大臣表彰 受賞
平成24年11月 黄綬褒章 受章

御影高校 清明会 平成29年会報誌
御影高校 清明会 平成29年会報誌

日本の伝統芸能の継承と発展

神伝真正一如 宗家
中町 佳洲(39回生)
三木 尚子(旧姓 中町)

御影高校 清明会 平成29年会報誌

 3歳から剣詩舞道を初代宗家中町如洲に習い、今では45年も剣詩舞を続けています。
 幼い頃は、一緒に習っている子供達と遊び感覚でお稽古をしていました。本格的にお稽古し始めたのは、中学の頃からと思います。しかし、学校の友達には内緒にしていました。 その頃は、日本の伝統文化より英会話やテニスなど おしゃれな感じの習い事の方がもてはやされている時代でしたので、なかなか言い出せずにいました。
 そして23 歳で教室を始めました。最初は10 人位で活動していましたが、大きな活動はしていませんでした。35 歳を過ぎた頃、生徒達が育ってきたことと、もう一度体づくりをして上を目指したい思いがつながり、全国の宗家家元ユニット『勉誠会』のメンバーになりました。35 歳にして知らないことがたくさんあり、かなり大変な思いをしました。 その頑張りもあり今ではコンクール全国大会の上位入賞も可能なお稽古場になりました。  只今48 歳、今では生徒達も育って各教室の講師が出来るようになりました。  そして、「日本の伝統文化が守られ発展するべきですか?」という質問に、もちろん「Yes!」と胸をはって答えられるようになりました。これからは、伝統を守りつつ 新しいことにチャレンジ! クリエーターとして、アーティストとして、また経営者として前進するように勉強していきたいと思います。
 『美と健康』心からの美しさを磨き、美しい体・姿勢づくりをして舞台に立つ。この素晴らしさを人に伝えつつ、自らの芸術を磨いて行きたいと思っています。
 御影高校に通っていた時は、剣詩舞道が人生の真中になかった頃なので、あまり知られていないと思いますが、舞台のことやイベントのことなら、受験勉強よりたくさんしていますので、何でも相談して下さい。
 本当に楽しく活動していますので……。

御影高校 清明会 平成29年会報誌

Profile

御影高校39回生。
1991年 お稽古開始。
2001年 道場開館。

教室  吹田佳洲館道場(本部)、ひよどり道場、甲南山手カルチャー、学園都市教室
ホームページ 佳洲館道場 http://www.my-katana.net/index.html


御影高校 清明会 平成29年会報誌

清明会 創立70周年記念祝賀会・報告

清明会会長
道谷 卓(35回生)
平成28年9月5日講演

 
 清明会の道谷卓会長(35回生)が、平成28年9月5日(月)、総合人文コース1年生に対して「ショートセミナー法学」の講義を行いました。道谷会長は姫路獨協大学副学長・教授として刑事訴訟法を専攻し、公訴時効制度の研究で知られています。当日は、コース1年生を対象に、卒業後の進路の参考に、法学部での学びや就職について、会長自身がなぜ法学部を選んだのかといった体験談も織り交ぜながら、大学で行っている法学入門の授業を素材にして、興味深く授業を行いました。生徒のみなさんも熱心に受講してくれ、法学部への理解が深まったものと思います。また、校長先生やP TA会長をはじめ、関係者の方にも参加していただき、充実した授業時間でした。
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陳 友昱(39回生)
平成28年11月7日講演

 
 11月7日、1年生総合人文コースの新聞講座の講演会で、教 壇に立って生徒の前で講義をする機会をいただきました。授業 のテーマは「新聞記事の書き方」「取材の方法」「撮影の方法」。 内容は神戸新聞編集局で勤務する現在の業務そのもので、迷 いはありませんでしたが、授業時間が50分間しかないため、文 章を書くために最も一番重要な「取材の方法」に絞って話をし ました。人から情報を聞き出すためのコツなどを、体験談を交 えて話すうちに熱中してしまい、ふと時計を見たときには授業 終了の10分前。残りの説明がやや駆け足になってしまいました。 ただ、自分が伝えたかったことは話し切ったつもりです。何より、 下手な講義を熱心に聴いてくれた生徒のみなさんに感謝です。
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飛田 敦子(50回生)
平成28年11月21日講演

 
 私は現在、東灘区にある認定N P O 法人C S神戸という団 体で働いています。N P O の起業や運営のサポート、ボラン ティアの紹介、一般市民向けの講座企画等が主な仕事です。 年に何度か授業にお邪魔していますが、軽いフットワークで 地域のフィールドに出向いていく在校生の姿に元気をもらっ ています。これからも、御影高校のプログラムを通じて、近 隣に住む多様な人々との交流の輪が、さらに広がっていくこ とを期待しています。
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藤山 宣基(45回生) 平成28年12月16日講演

 
  私が住職を務めております御影の西方寺本堂にて御影高校総 合人文コースの「第4回ことばの力シンポジウム」が行われました。 言葉の力と題して言語能力の向上を目指しプレゼンテーション能 力を養うもので、1・2年生79人が参加されました。
 そこで「お寺って?」と題して基調講演をさせて頂きました。お 寺の歴史や西方寺境内にある史跡「御影の松」がモチーフになっ た御影高校の校章の話など。そして、阪神淡路大震災当時の事 や、東日本大震災の被災地(東北)へボランティアに行った経験 から実感した“いのちの大切さ”についてお話致しました。なるべ く分かり易くと思いながらお話ししましたが、生徒の皆さんは真 剣に聞いていただき、少しは私がお伝えしたかったことを感じて 頂けたかなと思います。シンポジウム全体を通して、高校生たちの 素晴らしいプレゼン力に圧倒され、自分の意見を人前でなかなか 話せなかった自分の高校時代を振り返ると少し恥ずかしくなりま した。あっという間の時間でしたが、高校生の頑張りにパワーをも らった良きご縁となりました。有難うございました。
 
 
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ふるさとひょうご寄附金  目標額達成の報告と御礼

 昨年、会員のみなさまにお願いしておりました「ふるさ と納税を活用して御影高校を応援してください! 目標額は 500万円」というプロジェクト(ふるさとひょうご寄附金<ス テージ発表・演出用装置拡充プロジェクト>)は、昨年末、 無事目標額に達成いたしました。清明会を代表し、厚く御 礼申し上げます。
 今回の募集では、目標額の500万円を上回る、585万 8000円が集まりました。うち、清明会の会員のみなさまか らは67名、391万9000円の寄附をいただき、寄附全体の約 7割が清明会の会員の方々によるものです。今回ご協力い ただいたプロジェクトにつきましては、体育館に、大型スク リーン&プロジェクター&プレゼン用IC T 機器、各種ライ ト& 音響装置等の舞台演出装置を、また、セミナー室にプ レゼンテーション用の機器を設置することになりました。  母校が、学区再編により新たに広がった学区のすべての 地域から受験生に選んでもらえる高校で有り続けるよう、 今回のプロジェクトが有効活用されることを切に願うととも に、清明会としてもさらなる支援をしていきたいと思います。
清明会会長 道谷  卓




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平成28年度 春の叙勲旭日双光章を受章して

 私が薬剤師に成るきっかけは両親の死であったと思います。高校3年 の時父を、大学1年に母が他界いたしました。家が薬局でしたので継が ねばならぬとの思いからです。今日まで薬剤師一筋にやってまいりました。
 薬剤師が地域に関わる為に、医薬分業、介護行政、薬学教育6年制 へ向け、又、薬事行政、他地域行政に関わらせていただき、自分の思い もあり、取り組んでまいりました。
 東灘区、神戸市、兵庫県の薬剤師会の長として長きにわたりやってきま したが、どんな小さな団体のところでもトップに立ち仕事をすることは大 変なことで、特に女性においては家族、特に夫の協力は欠かせないもの があります。今回の春の叙勲は私本人だけでなく主人にも受章されたの だと思っています。
 今も、地域の関わりとして本校の学校薬剤師として、学校の環境衛生、 薬事で生徒たちを見ています。30年弱続けさせていただいて母校、生徒 たちの移り変わりをみさせて頂いていることは幸せです。もう少し頑張り たいと思っています。
 皆様の支えがあり、今回の受章がありました。皆様に感謝申し上げます。
赤松 路子(15回生)
(旧姓:赤松)

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清明会からのお知らせ

★第14回ホームカミングデイについて★

  平成29年の清明会総会(6月4日)では、第14回ホームカ ミングデイを併せて開催いたします。今年は、県三1〜高校 4回生、高11・12回生、定時制4・5回生、高校37・38回生 を対象とさせて頂きます。  第14回ホームカミングデイにあたり対象回生の恩師と卒業 生をご招待いたします。(招待学年以外で、有料で参加ご希 望の卒業生は準備の都合上5月15日までに清明会事務局へ 連絡をお願いいたします。)

★御影高校に温水洗浄便座が設置されました★
 生活様式の変化により家庭や多くの公共施設ではトイレ に温水洗浄便座が設置されていることが一般的になり、こ のような設備の充実は少なからず学校選びのポイントにも なってまいりました。清明会では学校施設充実のため行事 積立金等から160万円を拠出し、学 校の校舎と清明会館1F男女トイレ 合わせて16台の温水洗浄便座(脱臭 付き)の設置工事が完了しました。 清明会は在校生とこれから入学され る学生の皆さんの快適な学校生活に 寄与しております。
 
★募金(清明会活動基金)と購読のお願い★
 平素より清明会にご支援、ご協力を頂きありがとうござい ます。お陰様で、皆様方の善意の募金により総会参加者は 増大し、学年会、クラス会も開催が活発になっております。 これらの会には皆様方からの貴重な募金を使用させて頂い ております。募金は一口1,000円で口数はいくらでも結構です ので、ご協力くださいますようお願い申し上げます。  年1回、4月に発行しております会報「清明」の購読をご 希望の方は、10年分の購読料2,000円をお振り込みください。 (振り込み用紙に購読欄のない方は現在購読者です。)

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著作本寄贈のお願い

  母校の図書館に同窓生の著作本のコーナーを設置しており ます。  著作物を通じて卒業生の活躍を知ってもらい、後輩達の 励みとしてもらうことが目的です。卒業生の著作本であれば 一般書はもとより高校生には少し難解な専門書や学術書も大 歓迎です。  会員の皆様の中でこれまでに著書を出版された方は、1冊、 清明会まで献本していただければ、幸いに存じます。

清明会会長 道谷  卓
御影高校 清明会 平成29年会報誌

生徒活動後援会、ご協力のお願い

  高校生活において学習は勿論のこと、課外活動も豊かな 人間性を育てる意味で極めて重要です。  本校では、PTA、清明会、松影会(元P TA会員の会) が協力して、課外活動を経済的に支援し、生徒活動の発展 に寄与しております。

平成28年度活動成績・購入品他援助
国民体育大会出場 水泳部
全国大会出場 将棋部女子、放送(ラジオドキュメント部門)、馬術障害 (個人)、ラグビー女子、水泳部、新聞部、環境科学部
国際交流事業 バレー部女子(ロシア)、ラグビー女子(ニュージーランド)
近畿大会出場 バレー部男子、バレー部男子(ビーチバレー)、水泳部、 馬術障害(個人)、将棋部女子、囲碁部女子、新聞部
購入品他援助 皆勤賞・功労賞用賞牌刻印代、 近畿大会・全国大会・ 国体出場看板、東北ボランティア宿泊費他援助、文化 祭・体育館音響システムレンタル料、グラウンドの土6.5 ㎥×3、ランプピンスポット1台(文化祭用)、屋外用ボー ル整理カゴ1台、バレーボール用スパイク練習ネット4 枚、バイオリン(ケース付き)1台

生徒活動後援会の趣旨をご理解頂き、 卒業生の皆様からの温かいご支援をお願いいたします。

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事務局からのお願い

同窓生の皆様、ご住所やお電話番号を変更なさいましたら事務局へ連絡をお願い致します。事務局への連絡は、電話、FAX、E-mailいずれでも結構です。事務局は、毎週火曜日(祝日除く)の午前10時〜午後4時まで事務を行っております。
(FAX、留守電は24時間対応です)

事務局からのお知らせは、清明会ホームページにも掲載しておりますのでご覧ください。

E-mail:seimeikai@hyogo.email.ne.jp

URL http://www.seimeikai.com/


御影高校 清明会事務局

編集後記

 「学年会・クラス会等の報告」でご紹介の通り、 昨年1月に66回生の卒業生の皆さんが成人を祝し て大規模な同窓会を開き総勢230名が参加しまし たが、そのことを耳にされた67回生の皆さんが是 非自分達の学年もと今年1月に同じように成人を 祝して開いた同窓会では更に増えて263名が参加しました。卒業 して2年ですとまだまだ学業やアルバイトで忙しく、また懐かし さを感じるには日が浅いように思われますが、その時期ならでは のお互いの成長を確認し合いながら、未来への希望を語り合える ことは素晴らしいことです。このような直近の卒業生の皆さんの思いがこれからの清明会の繁栄に連結されることを願う次第です。
 「卒業生による講義」では昨年総合人文コース向けに実施され た4名の卒業生による講義の様子をご紹介しています。当会報誌 では活躍する卒業生を達人としてご紹介しておりますが、在校生 が各方面の第一線で活躍する卒業生と直接接することができる大 変有意義な機会としてこれからも継続されることが期待されます。
 清明会のホームページ、会報誌を通じて分かりやすい情報発信 を心掛けてまいりますので、引き続き皆様のご支援とご指導をよ ろしくお願いいたします。

(39回生 小林 進)
御影高校 清明会 平成29年会報誌

兵庫県立 御影高等学校 同窓会 清明会