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兵庫県立御影高等学校・同窓会「清明会」会報
2006年4月吉日発行
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※画像をクリックして頂くと記事をご覧出来ます。 |
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目次
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清明会会長
新戸建男
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清明会は、昨年 60 周年を迎え大変多くの同窓生による盛大な総会を開催することができました。今年は、この 60 年の歴史の上に更なる新しい一歩を踏み出す年となります。その第一歩といたしまして、昨年来編纂しております同窓会誌「清明史」の第一号も間もなく完成いたします。御影高校の歴史とともに卒業生の活躍も取り入れ、同窓会誌として皆様に愛読していただけるものと考えております。
また、昨年完成いたしました資料室『校史室』も少しずつ資料が増え、これからの充実に努力してまいります。皆様からの資料の提供をお待ちしております。 6 月 4 日 ( 日 ) 午前 11 時から御影公会堂において、清明会総会を開催いたします。併せて第 3 回ホームカミングデイ ( 今年は、第 6 回生、第 7 回生、第 36 回生、第 37 回生を対象 ) も開催いたします。恩師をはじめ、多くの同窓生が楽しい一時を過ごしていただけますよう企画をたてております。どうか皆さんお誘い合わせのうえ、奮ってご参加くださいますようご案内いたします。
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さらに魅力溢れる御影高校へ |
学校長
小林兼一郎
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御影高等学校同窓会 ( 清明会 ) の皆様方におかれましては、ご健勝でご活躍のこと心からお喜び申し上げます。また、日頃は、本校の諸教育活動に多大なるご支援をいただき厚く感謝申し上げます。
私は、昨年 4 月に本校に着任し、その 6 月に清明会 60 周年記念総会に出席させていただきました。総会には、幅広い年齢の卒業生や恩師の方々が多数出席され、その盛会振りには驚かされました。
さて、社会が急激に変化するのにともない、本校を取り巻く環境も変化してまいりました。その具体的なものとして、昨年から芦屋学区が本校と同じ神戸第一学区に加わりました。 |
これは、県立芦屋高校が全県内を校区とする単位制高校に改変されたことによるものです。また、各高校は、総合学科やコース等を新たに設置する等、より魅力ある学校を目指し、個性化、特色化を積極的に進めています。
そのような中にあって本校は、教育目標を、@生徒一人ひとりの個性・能力及び創造性を最大限に伸ばす。Aグローバルな視野で考え、行動することのできるリーダーを育成する等と定め、総合人文類型の新設や総合的な学習の時間等、諸教育活動の充実に全教職員一体となり取り組んでいます。また、一昨年に続き、「特色ある学校づくり」をテーマに、コース制検討委員会や学力向上検討委員会等、 4 つの課題検討委員会を設け研究を行ってまいりました。新年度は、それらの実現に積極的に取り組み、さらなる魅力ある御影高校を目指します。清明会の皆様におかれましては、今後とも本校への変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
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中井貴章(58回生)
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卒業の季節となり、この御影高校でもまた、同窓会 ( 清明会 ) という大きな会に“新たな風”が吹き込まれようとしています。そうです、まさにその“新たな風”というのは僕達五十八回生のことです。
のっけから自分達のことを良く表現しすぎでしょうか…。この五十八回生として過ごした御影高校での三年間は、本当にあっという間でした。いわゆる風のように過ぎ去って行った三年間でした。しかし、普段何気なく過ごしていた日々を思い返すと、それはすごく平和でゆったりとした時間だったような感じもします。充実していたということでしょう。でもこれは、御影高校という何か平和な良い環境で過ごせたからなんだと思います。訳も分からず心があったかくなりました。そんなあったかくなった僕達が、卒業し、そして清明会の“新たな暖かい風”となると同時に、社会へとみんなそれぞれ出て行こうとしています。この御影高校で育ったこと、そしてその清明会会員であることに誇りを持って、それぞれがそれぞれの場で“新たな暖かい風”となるだろうと僕は思います。あっ、もちろん僕も頑張りますよ。この三月から早速“春一番”になりたいと思います。
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本校では、 PTA ・清明会・松影会が協力して、課外活動を経済的に支援し、生徒活動の発展に寄与しています。平成 17 年度は生徒達の大活躍 ! で放送部・水泳部の全国大会出場参加費、また山岳部・水球部の近畿大会出場参加費等に支援しました。趣旨をご理解の上、ご協力願います。
1 口 1,000 円 ( 何口でも可 )
郵便振替口座加入者名 兵庫県立御影高等学校生徒活動後援会
口座番号 01180-5-56030
なお、振替用紙通信欄に ( 回生 ) を必ず記入ください。
※清明会への振込用紙ではなく、生徒活動後援会の専用振込用紙にてお願い致します。
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学年会、クラス会等の報告 |
12 回生 学年会ご報告
H17.10.2 兵庫県教育会館ラッセホール
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平成 17 年 10 月 2 日 ( 日 ) 、 12 回生の仲間 62 名 ( 男性 31 名、女性 31 名 ) と恩師 6 名 ( 三尾隆弥先生、横田覚先生、水池誠一先生、奥名宏源先生、時田富士子先生、今井哲也先生 ) の参加を得て 3 年ぶりの学年会を兵庫県教育会館ラッセホールにて開催しました。懐かしい先生方をはじめ、遠くはフランス、アメリカ在住の同窓も出席され、在学当時の思い出に話が盛り上がり、あっと言う間の楽しい 2 時間でした。次回の同期会を 2 年後に開催することを決め、最後に「校歌」を高らかに歌って、解散しました。
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学年幹事 柏木英郎 |
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11 回生同窓会報告
H17.10.4 セント・ジョージジャパン本店
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4 年目の開催の為に当初の予想を反して 50 名の参加者には驚きました。司会者、木影教室の講師。東海道、中山道走破及び四国 48 所巡礼の達成者。新日本舞踊の家元、シャンソン歌手、フラメンコの先生、等多種多様な方面での活躍者。欠席者の理由は両親の介護、本人が闘病中。意外と平日の為に主席で出来ない現役組が多数いた。いっものメンバーですが関東方面から毎回参加してくれる方々がいます。
今回は 18 年前に開催した北野町異人館のセントジョージでの設定も喜んで貰えた。食後に各人のリレー式のショートスピーチも大いに盛り上がった。次回は同窓会の開催 20 周年に当たるので上記のエンターテナー達のパフォーマンスで楽しみたい希望あり。閉会後各小グループに別れて二次会をたのしんでくれた。 |
世話人代表田中良和 |
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日時 : 平成17年10月31日
場所 :神戸市中央区 中華料理店 老房(ランフォン)
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わたしたち 16 回生 3 年 7 組は、平成 9 年に卒業以来 30 数年ぶりに初めてクラス会を開き、その後、平成 14 年に再会し、その折りに、還暦の年にはぜひともお会いしましょう、ということで散会しました。
このたび、平成 17 年 10 月 31 日 ( 月 ) 、中央区の中華料理店「老房」ラオファンにて、念願の還暦記念クラス会を開き、当日は、担任の井置先生をお招きしまして、15 名が懐かしい再会をはたしました。有志が持参した赤いチャンチャンコをそれぞれが着て、記念写真をとり、ほんとうにいい思い出となりました。
「清明会」よりお預かりしました「清明」をお配りし、みなさんは数十年ぶり の母校に懐かしい思いを馳せていました。ありがとうございました。 |
16 回生 3年 7組 クラス会幹事 董珀華 |
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日時 : 平成17年11月20日(日)
場所 : 御影公会堂
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平成17年11月20日(日)、御影公会堂大ホールにおきまして、35回生の学年同窓会を開催しました。
今年6月5日の清明会・ホームカミングデイに集まった約40名の35回生が今度は今年中に学年同窓会をやろうということになり、幹事会を結成して準備にかかりました。
最新名簿の空白を埋める作業からはじめ、450名中約330名の連絡先にたどりつくことができました。
当日は、午後1時から開会し、学年副主任の三村先生、3−1浅野先生、3−8斎藤先 生、3−9寺岡先生の4人の恩師と84名の35回生、計88名が和やかに当時の思い出を語り合いました。クラス毎に一言などを交えて、卒業後22年というブランクを埋 めるのにはあっという間の3時間でした。最後に校歌斉唱を行って、何年後かにまた集 まろうということで会を無事終えることができました。
午後6時からは三宮に場所を移して、約60名が参加しての二次会も行いました。二次 会からの参加の方も何名かおり、ヴィッセル神戸ヘッドコーチの和田君も試合終了後の お疲れのところをわざわざ駆けつけてくれました。
参加者の多くにとてもよかったと言ってもらえ、幹事一同ホッとしている次第です。
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35回生学年幹事 道谷 卓 |
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日時 : 平成17年12月30日(金)
場所 : 神戸三宮のクラブ月世界
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平成17年12月30日(金)19時より、神戸三宮のクラブ月世界におきまして、39回生の学年同窓会を開催しました。
卒業後初めての学年同窓会であったため、開催の連絡に当たり在籍者515名のうち名簿により連絡先が判明している約280名へのはがき連絡と、クラブ関係等を通じての連絡により男女合わせて68名の参加となりました。
18年ぶりの再会ともあって会場の各所で再会と互いの成長を歓び合う声に溢れる中、開会前には事前にビデオ撮影しておいた現在の校舎や阪神御影駅までの通学路の様子を映写して懐かしみ、また開会後はクラス毎での集合写真撮影や在籍当時の出来事を題材にしたクイズなどで盛り上がり、あっという間に3時間が過ぎました。会の後半ではバレー部顧問の 藤原康典先生が顔を出して下さり、一層の盛り上がりとなりました。
参加頂いた方には多くの御礼の言葉をかけて頂き、皆さんのご協力により無事盛会に終えられましたことに感謝致しております。次回開催する際は、今回参加できなかった方も含め、より多くの方にご参加頂けることを楽しみにしております。
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学年幹事 小林 進 |
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本年度は、 12 件の学年会・クラス会が報告されていますが、スペースの関係上 5件の掲載とさせて頂きました。なお、下記の会については清明会ホームページにて是非ご覧下さい。
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御影高校清明会発足 60 周年記念事業
募金のお願い
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兵庫県立御影高等学校は、創立 64 年になりますが、同窓会 ( 清明会 ) も昭和 20 年に発足して以来、昨年発足 60 周年を迎えました。その記念事業として清明会では、この 60 年の伝統を末永く伝えていくために、一昨年 12 月に母校の一角に資料室 ( 校史室 ) を立ち上げると共に、現在記念誌「清明史」を編纂準備しております。清明会は、一昨年暮れには会員名簿を発刊致しましたが、経済情勢、おりからの「個人情報保護法案」の影響で名簿の情報が少ない ( 進学先・勤務先の情報 ) こと等によって名簿の売上げが芳しくなく、会員名簿を 4 年後に発行することが出来なくなる恐れがあります。会員名簿が発行できなくなると、同窓会を運営するには欠かせない名簿の調査には多額の費用がかかることになります。現在すべての清明会活動費は在校時に払う一人当たり年額 3,000 円の同窓会費にたよっており、これから清明会活動方針である、「ホームカミングデイの充実」、「母校教育活動への支援と協力」、「母校歴史的資料の収集と管理」、「卒業生の活躍記録の収集と編纂」、「学年会・クラス会への支援」、および「卒業生による講演会や教学支援」等を推進していくことは、今のままでは年々難しくなっていきます。そこで末永く同窓会の活動を維持して行くために、今回の 60 周年記念事業を機会に同窓生の皆様へ、広く募金活動を行うことになりました。母校・同窓会への熱き思いを奮い立たせていただきまして、何卒ご協力をお願い申し上げます。
募金は一口 1,000 円で三口以上を目安としておりますが、口数は幾らでも結構です。出来るだけ多くの方から集めることに意義があると思います。振込みの際必ず回生を記入して下さいますようお願いいたします。尚、記念誌「清明史」はご希望の方には贈呈させて戴きます。
振込先 : |
郵便振替 口座番号 01110-3-19306 |
加入者名 : |
兵庫県立御影高等学校同窓会 清明会 |
※ ATM でのお振込みをお願い致します。 |
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御影高等学校
清明会 平成 16 年度決算報告
( 平成 16 年 4 月 1 日〜平成 17 年 3 月 31 日 )
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科目 |
予算額 |
決算額 |
増減額 |
摘要 |
1.会費 |
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2,466,000 |
− 9,000 |
@3,000 × 822 名 |
2.入会費 |
825,000 |
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− 9,000 |
@3,000 × 272 名 |
3.通信会費 |
386,000 |
500,020 |
114,020 |
@1,930(2,000) × 259 名 |
4.総会参加費 |
60,000 |
51,000 |
− 9,000 |
@3,000 × 17 名 |
5.寄付金 |
0 |
92,000 |
92,000 |
総会祝儀、金桜会他 |
6.雑収入 |
385,622 |
401,849 |
16,227 |
郵便ロ座残金、名簿代 |
7.利息 |
14 |
9 |
−5 |
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当期収入合計 |
4,131,636 |
4326,878 |
195,242 |
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前年度繰越金 |
1,011,518 |
1,011,518 |
0 |
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収入合計 |
5,143,154 |
5.338,396 |
195,242 |
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科目 |
予算額 |
決算額 |
増減額 |
摘要 |
1.総会費 |
600,000 |
608,593 |
8,593 |
ホームカミング含む |
2.会報関係費 |
1,000,000 |
959,495 |
−40,505 |
|
3.ホームページ維持費 |
150,000 |
225,312 |
75,312 |
|
4.文化祭費 |
100,000 |
22,254 |
−77,746 |
|
5.卒業言己念品補助費 |
140,000 |
89,250 |
−50,750 |
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6.国際交流協会補助費 |
50,000 |
50,000 |
0 |
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7.図書購入補助費 |
200000 |
200,000 |
0 |
|
8.渉外費 |
100,000 |
140,000 |
40,000 |
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9.人件費 |
1,000,000 |
830,500 |
−169,500 |
傷害保険・交通費含む |
10.事務用品費 |
100,000 |
71,652 |
−28,348 |
|
11.会議費 |
100,000 |
100,625 |
625 |
|
12.電話等 |
100,000 |
106,902 |
6,902 |
ADSLに変更 |
13.郵便費 |
100,000 |
103,678 |
3,678 |
|
14.光熱水費 |
20,000 |
11,048 |
−8,952 |
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15.慶弔費 |
100,000 |
90,000 |
-10,000 |
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16.備品費 |
50,000 |
30,974 |
−19,026 |
草刈機、卒業アルバム |
17.その他雑費 |
50,000 |
25,932 |
−24,068 |
総会広告、銀行振込料等 |
18.予備費 |
533,154 |
411,964 |
−121,190 |
パソコン、マイク、校旗 |
当期支出合計 |
4,543,154 |
4,106,679 |
−436,475 |
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行事準備積立金 |
600,000 |
600,000 |
0 |
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次年度繰越金 |
0 |
631,717 |
631,717 |
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支出合計 |
5,143,154 |
5,338,396 |
195,242 |
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精査の結果、適正に処理されておりました。ご'報告いたします。
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平成 17 年 4 月 26 日 |
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会計 空野和子 |
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会計監査 池田説子 |
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会計 西尾嘉尉 |
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平成16年度予算案
(平成16年4月1日から平成17年3月31日)
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科目 |
予算額 |
摘要 |
1.会費 |
2,604,000 |
@3,000×868名 |
2.入会費 |
825,000 |
@3,000×275名 |
3.通信会費 |
386,000 |
@1,930(2,000)×200名 |
4.総会参加費 |
60,000 |
@3,000×20名 |
5.寄付金 |
0 |
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6.雑収入 |
40,000 |
名簿販売 |
7.利息 |
50 |
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当期収入合計 |
1,000,000 |
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前年度繰越金 |
4,915,050 |
|
合計 |
631,717 |
|
1.会費 |
5,546,767 |
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科目 |
予算額 |
摘要 |
1.総会費 |
600,000 |
第2回ホームカミングデイ開催 |
2.会報関係費 |
950,000 |
|
3.ホームページ維持費 |
200,000 |
|
4.文化祭費 |
50,000 |
|
5.卒業記念品補助費 |
100,000 |
|
6.国際交流協会補助費 |
50,000 |
|
7.図書購入補助費 |
200,000 |
|
8.学年会補助金 |
150,000 |
|
9.渉外費 |
50,000 |
|
10.人件費 |
900,000 |
|
11.事務用品費 |
100,000 |
|
12.会議費 |
100,000 |
|
13.電話等 |
100,000 |
|
14.郵便費 |
100,000 |
|
15.光熱水費 |
20,000 |
|
16.慶弔費 |
100,000 |
|
17.備品費 |
40,000 |
|
18.その他雑費 |
50,000 |
振込手数料なと |
19.予備費 |
386,767 |
学校ホームページ維持の支援21万含む |
20.
清明会記念誌発行費 |
1,000,000 |
行事積立金を取崩しこれにあてる |
当期支出合計 |
5,246,767 |
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行事準備積立金 |
300,000 |
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合計 |
5,546,767 |
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清明会平成16年度行事積立金決算
(平成16年4月1日〜平成17年3月31日)
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○収入の部 (単位:円) |
科目 |
予算額 |
決算額 |
増減額 |
摘要 |
前年度までの積立金 |
5.022,816 |
5,022,816 |
0 |
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本年度繰入金 |
600,000 |
600,000 |
0 |
本会計より |
雑収入 |
50 |
45 |
−5 |
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合計 |
5,622,866 |
5,622,861 |
−5 |
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平成17年度清明会60周年記念
総会・懇親会
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恩師も一緒になって同窓生と共に交流を楽しむ
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今年度の総会は「清明会」60周年記念総会という大変おめでたい会があり、今年で2回目となったホームカミングデイは高校4、5、34、35回生の卒業生をお招きいたしました。例年は清明会館ホールで6月の湿気120%の中で総会?がまん大会!?と混同してしまう様な環境下で執り行われていたのですが、今年は冷房設備完備の御影公会堂という快適な環境の中で総会が行われました。第一部総会議事は清明会新戸会長の挨拶に始まり、新しく着任されたばかりの小林校長先生にもお言葉を頂きました。そして記念総会ということもあり、公務ご多忙の中、ご来賓として矢田立郎神戸市長(10回生)にご臨席賜り、祝辞を頂きました。当日は矢田市長のもう一つの母校である鷹匠中学校の総会と重なっていたのですが御影高校の総会を優先してくださいました。本当にありがとうございました。
第2部懇親会・ホームカミングデイはセミプロの司会者でもある石川益光氏(11回生)によるユーモアたっぷりの楽しい進行で始まりました。まず始めにご来賓の挨拶として、14代目御影高校校長の福井裕先生にライバルの神戸高校との文武にわたる対決のエピソード等を楽しくお話いただきました。そして中尾教頭先生の乾杯を合図に待ちに待った会食が始まりました。お酒も入り、久々の旧友との再会への緊張もほぐれてきた頃、第2部メーンイベントである |
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鉄腕アトムの作曲者で有名な高校4回生高井達雄氏 (右側)がステージにて合唱!
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「ロイヤルフラッシュ・ジャズバンド」によるコンサートスタートです。「ロイヤルフラッシュ・ジャズバンド」は1983年に10回生の大森重志氏の呼びかけによって神戸で結成され、なんと22年間同じメンバーで神戸・大阪を中心にご活躍されております。その息の長い活動が評価され、2000年に「第8回中山正治ジャズ大賞」を関西ジャズ協会より、「なにわ芸術新人奨励賞」を産経新聞社より授与されるという偉業をなされております。アメリカで生まれた「デキシーランド・ジャズ」というジャンルの音楽を中心に、その楽しいリズムとグルーヴで瞬く間にホールを異国のカーニバルに変えてしまいました。
3曲目では「空をこえて〜ラララ星の彼方〜ゆくぞ〜アトム〜」とあまりにも有名な国民的アニメの主題歌の作曲者である高井達雄氏(4回生)が参加されていると言う事で、即興で鉄腕アトムを演奏して下さり、なんと高井氏もステージに上がり合唱されるというプレミアムな演出もありました。そして最後の曲「聖者の行進」では参加者全員で一列になり、両手を前の人の肩に乗せ、子供の頃の電車ごっこさながらマーチにあわせ場内を何周もステップするというパフォーマンスが行われ、会場が一つになり、大盛況の中全8曲の楽しく、味わい深いデキシーランドジャズのコンサートを終了致しました。 |
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ニューオリンズ生まれのデキシーランドジャズのマーチリズムで、酔いも入り、みんなで楽しくダンス! |
ビンゴおめでとう!!
しかし、一番だからと言って、景品が良いとは限りませんよ!? くじを引いて、景品をGET!!
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全員参加が、新戸会長の出す番号とカードに集中します。誰が最初のBINGOかな? |
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その後、しばし歓談後、毎年恒例のビンゴ大会が行われ、豪華賞品!?をたくさんお持ち帰り頂きました。そしてクライマックスに懐かしい思い出に耽りながら、御影高等学校校歌、生徒歌、県三校歌を斉唱し、杉村副会長の閉会の辞をもってすべてのプログラムがとどこおりなく終了致しました。関係各位の皆様、お疲れ様でした。そしてご協力本当にありがとうございました。) |
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達 人 |
安部 美津子
(3回生(県3併中1回卒)
旧姓小早川)
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六甲山への思い
"東京には山がない、海がない"。55年前東京に移り住んだ際の私の嘆きでした。大学院以降の研究の対象として、河川水、温泉水、雨水、海水、そして南極のいろいろな形の水を、後には水に関する環境問題を扱ってきました。退職後の今、趣味として続けている油絵では、山を画きたいとの思いから、ここ数年毎夏ヨーロッパアルプスに出かけています。高校時代迄を過ごした阪神間の山も海もあったのどかな自然へのこだわりが、私の中に脈絡と続いていることを感じています。
プロフィール
理学博士(東京都立大学)。
ユネスコ政府間海洋学委員会の中の専門家会議のメンバー(1978〜1982年)
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石川益光
(11回生)
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アットホームでハッピーなひとときを
17年度ホームカミングデイの司会は47年ぶりの御影公会堂の舞台、文化祭での「学年劇」出演を思い出します。カーディーラー在職中、宣伝担当として、社内外で様々なイベントの企画、司会を務め、母校すぐ近くのフォルクスワーゲンのお店では、63ヶ月毎月サロンコンサートを続けておりました。客席と出演者を優しくつなぐ、ホットな司会と、ドラマチックなナレーションを目下の本業としています。
プロフィール
フリー司会者、神戸芸術文化会議会員
オペラ、新日本舞踊などのナレーション、ディナーショー、サロンコンサートの司会。目下、中国人童謡歌手李広宏氏と、日中友好のコンサートを全国に展開中。30代で、吉村派小唄の会の幹事も務めた。
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トピックス |
●瀬島五月さん(51回生)
昨年9月17日に、貞松・浜田バレエ団がアルカイックホールで「眠れる森の美女」を上し、ヒロイン・オーロラ姫を51回生の瀬島五月さんが踊りました。
御影高校の全校生徒が文化鑑賞を行い、一同素晴らしい踊りに感激しました。平成17年9月26日付の日本経済新聞に掲載され、素晴らしい評価を受けました。 |
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日本経済新聞(夕刊)2005年(平成17年)9月
バレエ「眠れる森の美女」
瀬島の踊りに小意気良さ
貞松・浜田バレエ団がアルカイックホールで「眠れる森の美女」(チャイコフスキー)を上演した。
ヒロイン・オーロラ姫は同バレエ学園出身の瀬島五月。英国留学を経てロイヤル・ニュージーランド・バレエ団で活躍後二○〇三年に古巣に戻った。堂々のキャリアを持つ新星だ。
正確な技術に裏打ちされた舞台人としての華やかさが、生まれながらのプリンセス像をつくりあげていた。音楽に乗せた滑らかな動きは、ときに奔放なほどのおおらかさを見せる。品を保ちながら、怖いものなしといった踊りぶりは小気昧良い。 王子役は、ロイヤル・ニュージーランド・バレエ団出身で瀬島とともに貞松・浜田バレエ団に入ったアンドリュー・エルフィンストン。均整の取れた身体、チャーミングな表情も王子そのもので、テクニックには少し課題を残すが、瀬島を引き立てるスマートさは身についている。大型カップルにとって見事な、そして今後に大きな期待を持たせた「眠れる森の美女」主役デビューだった。
二人を結びつけるリラの精は竹中優花。妖精のリーダー的存在だが尊大な振る舞いはなく、どこまでも明るい。混じり気のない純粋な明るさが「善の精」というキャラクターを納得させた。吉田朱里の豊かな表情、上村未香の清潔感、安原梨乃の愛らしさなどダンサーの個性も生きていた。
ただ「架空の王国」を舞台にした豪華絢燗(けんらん)なこの作品には、主役たちだけでなく、その脇にいる登場人物の王や貴族たちすべてに重厚な華やかさが必要。その点では少々不満が残る。
特筆したいのは御法川雄矢指揮、大阪シンフォニカー演奏の美しくドラマチックな音楽。若々しいダンサーたちと一緒に舞台を作り上げようとする心意気が伝わってきた。(17日)
(舞踊評論家桜井多佳子) |
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●高井達雄さん(4回生)
高井さん作曲の「鉄腕アトム」が、本年9月30日から始まる兵庫(のじぎく)国体の開会式の選手入場で「鉄腕アトム」の曲が演奏されます。
なお、高井さんは6月17日(土)に開催される、学校の文化祭に出席していただく予定です。
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学年会、クラス会等の開催お祝い金支給制度を作っております。年に一度に限り、事前申請書を提出していただき、集合写真、最新名簿、および簡単(原稿用紙半分程度)なレポートを提出して頂ければ、お祝い金を支給致します。詳しくは清明会事務局へお問い合わせ下さい。
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御影高校(同窓会・清明会)の校史資料室を一昨年12月に開設しました。昔の教科書類、同窓会新聞、会報、その他何でも結構です。ご寄付頂ける(コピーさせて頂くだけでも結構です)物がございましたら清明会事務局へご一報下さい。資料室に大切に保管・展示致します。
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清明会からのお知らせ |
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昨年に引続いて、平成18年度総会(6月4日)では、第3回ホームカミングデイを併せて開催致します。今年は、高校6・7回生と36・37回生の全卒業生を対象とし開催致します。
第3回ホームカミングデイにあたり卒業生の恩師をご招待いたします。
また、対象の卒業生もご招待(無料)致します。
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総会時に下記の歌手(ソプラノ)と演奏者(ピアノ)による、ミニコンサートを予定しております。奮ってご出席下さい。
●27回生 濱ア加代子さんソプラノ・オペラ歌手
●27回生 山村敦子さんピアニスト
Profile
・濱ア加代子さんはさわやかインタビューに記載。
・山村敦子(ピアノスト)
大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。
2002年ピアノデュオグループ「CANO」を結成し、年に1回2台のピアノによるデュオコンサートを開催、またリコーダーとピアノと朗読のボランティアグループ「SUR TON TON」では病院や視聴覚障害者、デーケアサービスの方々の会などで演奏し好評を博している。
2004年7月、芦屋トライライトコンサートにて浜崎加代子氏と共演。
ペースメソッド研究会所属。三根冬子、武藤秋、各氏に師事。
【曲目】
・ドリゴのセレナーデ
・オーソレミオ
・浜辺の歌
・初恋
・ただ一度だけ映画「会議は踊る」より
・踊り明かそうミュージカル「マイフェアレディー」より
・
私のいとしいお父さまオペラ「ジャンニスキッキ」より
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編集後記 |
毎号会員諸氏の多彩な活動が紙面を賑わしています。更に情報を収集し、充実した内容の「清明」をお届けしたいと思います。まもなく「清明史」が創刊されます。ご期待下さい。
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(深田勝美3回生) |
異入館の裏庭には、震災の跡が残っていました。英国館は尾根筋に当たり、被害は比較的少なかったそうですが、周りには完全に崩壊した館もあったとか。木と石の文化の違い、ハイカラと開港などいろんな神戸の懐かしさを改めて考えさせていただいたオフィス・ハマサキ訪問でした。6月4日の総会が楽しみです。
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(寺岡一夫19回生) |
先輩諸氏の話は今回も味わい深く、楽しい会報が出来ました。今後もより多くの同窓生との輪が広がるきっかけになればと思います。
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(山本雅哉33回生) |
清明会60周年の記念誌「清明史」を編纂中です。完成まで今しばらくお待ち下さい。
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(道谷卓35回生) |
総会が行われた歴史的建造物である御影公会堂は快適でした。なんてったって、食堂のオムライスがうまいんです!じゅる。
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(横田範弘43回生) |
今回も皆様のご協力を賜り、広報紙「清明」を発行する運びになりました。この「清明」が、母校と卒業生、在校生とのネットワークづくりの一助になればと願っております。掲載されました記事に関するお問い合わせ、ご意見、ご提案等ございましたら事務局までご連絡ください。 |
(柏木英郎12回生) |
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さわやかインタビュー |
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ソプラノ・オペラ歌手
濱ア 加代子(27回生)
Profile
大阪音楽大学音楽学部専攻科修了。第11回、第13回関西日伊声楽コンコルソ入選。
1982年、「ねじの回転」ジェッスル嫁でオペラデビュー。
以来、「つるぼ」「蝶々夫人」「椿姫」「白墨の輪」「フィガロの結婚」「スカートをはいたジャンヌダルク」「岩長姫」「ラ・ボエーム」「カルメン」「天守物語」「こうもり」など数多くのオペラに出演。 1988年、94年、ソプラノリサイタル。2001年「音楽活動20周年“濱嫡加代子より愛をこめて”」、2002年4月「モノオペラハムレット(新作初演)」などを開催。独・ヒルデン市の招きにより、1998年に続き2002年6月にもリサイタルを開催、好評を博した。声楽を田原祥一郎、横田浩和の各師に師事。現在、関西二期会会員、日本演奏連盟会員、神戸音楽家協会会員。
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縁あって、北野に住むオペラ歌手濱ア加代子さん(27回生)をお訪ねしたのは、昨年暮れのクリスマス明けでした。深田先輩に案内され地域史研究家 道谷君と一緒に北野通りを行くと、ベンの家、仏蘭西館(洋館長屋)と並んだシックな英国館の前にオペラのプリマドンナ濱アさんがさりげなく立って迎えて下さっていました。彼女は現在なんとこの英国館のオーナーなのです。英国館の別棟にある浜崎さんの事務所兼レッスン場“OfficeHamasaki”で、壁にかかる数々のオペラ舞台写真や、明治の洋館ならではの年代が偲ばれる大型のトランクなとに囲まれながらお話を伺いました。
Q:驚きましたね。この異人館に住んでおられたのですか。
A:そうですね。子供の頃からこの北野の異国情緒溢れる雰囲気の中で育ったことは、今の私の仕事にとてもプラスになったのではないかと思っています。
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Q:スペインの天才画家ダリの愛妻ガラを主人公にした「ひとりオペラ」が大変好評で、大阪・神戸・東京で開催されていますが、いつ頃から声楽家になろうと思われましたか?
A:伯母がとても趣味の広い人でしたので、私が4歳の頃から映画・芝居・歌舞伎などにしょっちゅう連れて行ってくれました。特に宝塚歌劇は毎月演目が変わるたびに通って、中学の頃も“いつか宝塚に入りたい”と憧れていました。でも当時、宝塚音楽学校に入るには年齢制限があって、高校を中退してまでとなると両親が認めてくれませんでした。そんな時に音楽大学への進学を熱心に勧めてくれたのが、小学校5年の頃からピアノを教えてくださっていた高田治子先生(現在ドイツ・ヒルデン市在住)でした。そして、ピアノでの受験よりは舞台への憧れが強かった私に、当時イタリアから帰朝されて間がないテノールの田原祥一郎先生を紹介してくださったのです。
初めて田原先生が出演されたオペラ「ラ・ボエーム」に行った時の感動は言葉では言い表せないものでした。“生の人間の声”がこんなに凄いなんて!と思ってしまったのです。それからは、音大受験のためにまっしぐらでした。
Q:では、それは御影高校に在学中のことですね。高校生活はいかがでしたか?
A:
1年生の時は1組:田中久夫先生のクラスで、とっても個性豊かな人が集まっていておもしろかったですね。今も私のコンサートに、“いちくみ”のメンバーが応援に遠くは筑波からも駆けつけてくれます。そんな仲間に囲まれて、1年の時はいろいろなことをやりましたよ。
中学時代少しバトントワラーをしてたので応援部に入り生徒会活動にも関わったり。バドミントン同好会にもちょっと首をつっこんでいましたね。放課後遅くまで、グランドの階段で2号線にむかって「フッレー!」「フッレー!」って発声練習したり…。
2年からは、音大受験のための毎日でした。初めて田原先生のお宅に伺って、「浜辺の歌」を歌ったら、上のミの音が出なくて、「君は何かクラブ活動してるの?」と聞かれ、「応援団です」と答えると、「バトンはいいけど、その発声だけはすぐやめなさい」と言われたり。音を聴き取る“ソルフェージュ”などもやったことがなくて、先生がピアノでハ長調のドの音を弾いて、「これは何の音?」と聞かれたときも、何のことか分からなくて「それはピアノの音です。」と言っちゃったんですよ。さすがに先生もびっくりなさったようで、その場から作曲の先生のお電話してくださって、次の週からは毎日曜日千里丘までレッスンに通ってソルフェージュの特訓でした。ピアノも4人の先生に習って、聴音も週に4〜5日はレッスンに通い、もちろん、御影名物朝の小テストや7限目の補習もありましたし、受験まで1年半以上よく続いたものだと思います。今でもあの当時の大変だったことを思い出すと、何でも出来る気がします。無事、大阪音大に現役合格し、しかも田原先生に出合えて師事できる幸運に恵まれたことが、今もこの道で活動出来ている大きな基盤になっています。
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Q:現在はどのようなことをなさっておられますか。
A:
音楽活動では、関西二期会でのオペラ公演に出演する他、サロンコンサートなどでお客様に音楽を身近に楽しんでいただいたり、近年は「ひとりで歌い演じるオペラ」をライフワークに活動の場を広げています。
特に、私が挑戦している「ひとりオペラ」は、一人で何役もこなすんです。
例えば、スペインの天才画家ダリの愛妻ガラを主人公にしたひとりオペラ「彼女と彼らとGALA」だと、ショールを羽織るとガラ、ひげをつけるとダリ、帽子をかぶるとシュールレアリストの詩人ポール・エリュアールと…。そんな演じ分けがスリリングでもあり面白くて、今までにも「三文オペラ」や「セチュアンの善人」などを公演しましたが、もっといろいろ工夫して完成度を高めて行きたいと思っています。また、後進の指導にもあたり、神戸女子大学コーラス部のヴォイストレーナー、君影グリーンコーラス、西宮童謡の会など合唱団の指揮・指導にも力を入れています。
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ドイツ・ヒルデン市在住の恩師:高田治子先生の日独音楽交流事業にも関わり、神戸とヒルデンの橋渡しのお手伝いが出来ればと、ヒルデン市でのリサイタルもヒルデン市の文化課や市民のみなさんと共に楽しく続けています。
Q:後輩たちにつたえたいメッセージなどをお願いします。
A:
今の御影高校の生徒さんとは直接なじみがないのですが、私が声楽を教える中で若い皆さんに感じること、それは、何かエネルギーを発散したいけれど、その仕方が分からないように見えることでしょうか。こぢんまりとまとまってしまわずに、自分の可能性を信じて、いろいろなことに興味を持ってどんどん打ち込んで欲しい!私が先生方から言われて来たことですが、「いつも頭の引き出しをたくさん持っておきなさい!」ということですね。
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昔、北野にあるクラスの生徒の家に行った時、りっぱな異人館で、靴を履いたまま2階の丸テーブルに案内され、なるほど、ここは港町神戸やと納得したことがあります。
その雰囲気をそのままに、新しいオペラの形式に果敢に挑戦しハイカラな古き良き西洋の味を自然に伝統的な日本美の中にも出していく、濱ア加代子さんはそんな和服も良く似合うオペラ歌手です。(神戸男声合唱団定期演奏会で客演された時の女白波役の和服姿は、ちょっと素敵でした。)
6月4日の清明会・総会では、是非、その伸びのある甘い歌声をご堪能ください。
(文責は濱アさんの大ファン寺岡一夫(19回生)でした)
収録 平成17年12月26日神戸OfficeHamasaki
インタビュアー 深田勝美(3回生) 寺田一夫(19回生) 道谷卓(35回生)
濱ア 加代子のコンサートnews
●田原祥一郎先生、大阪音楽大学退官記念コンサート」(仮題)
7月10日(月)いずみホール
師匠の退官記念に、門下生8名も先生とともにステージに集います。
詳細はまた後日…。乞うご期待!
●「濱ア加代子音楽活動25周年記念コンサート」(仮題)
12月1日(金)神戸文化ホール・中ホール
(詳細は未定です。)
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